長尾一洋オフィシャルサイト

ブログではない雑記

ブログではない雑記について・・・
何年も前から、ブログを書け、ブログでアクセスを増やせ、と色々な人に言われてきたが、私にはブログを書く勇気がない。
何しろあのコメントとかトラックバックというのが怖い。
何を書かれるのか、どんな反応が返ってくるのかと考えるだけで胃が痛む。
ということなので、これはブログではなくただの雑記である。コメントもトラックバックもなく、ただ私の思いを書きつのるだけ。
ご容赦下さい。
異論、反論がある方もいらっしゃるでしょう。その場合は黙ってこのサイトから離脱していただいて結構です。
不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。

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同意、賛成、アドバイスなど前向きなご意見をお持ちの方は、是非私を勇気付けて欲しいのでメールを下さい。
私は職業柄、セミナー講師をやったりするので、そこでアンケートを書いてもらうのだが、たまにいただく厳しいご指摘は私の心を著しく傷つけます。
自慢ではないですが、通常はほぼ9割9分が「参考になった」「大変参考になった」とお答えいただきます。それでまぁ確かに自信過剰になっていたりする
部分もあると思います。そこに厳しいご指摘が書かれると、めったにないことだけに心が受け止め切れません。しかしセミナーのアンケートはプロとしてお金をもらった上でのことだから、甘んじて受け容れ、改善しようと努力する。
しかし無料で書いたブログに厳しいご意見があるのは、辛いです。耐える根拠を見つけることができないのです。お許しを。

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最近の雑記
月別アーカイブ

ハンカチ王子の4年間

2010-10-29

 プロ野球のドラフト会議で、ハンカチ王子こと斎藤佑樹選手が、ヤクルト、日本ハム、ソフトバンク、ロッテの4球団から一位指名を受けて、日本ハムが交渉権を獲得した。12球団どこでもOKと言っていたみたいだから、恐らく日ハムに入団することになるのだろう。
 4年前、甲子園で、楽天のマー君(田中将大選手)と引分け再試合で2日間に渡って投げ合い、優勝を勝ち取った斉藤選手がプロには行かず、早稲田大学に進んだ。一方のマー君はプロに行ってすでに活躍しており、これからこの4年間の差がどう影響してくるのかとても興味がある。
 4年前には、まだプロでは通用しないと自ら言っていた斉藤選手。たしかにその時点ではマー君に投げ勝ったものの、体格的には188センチで93キロのマー君に対し、 175センチ、75キロの佑ちゃんはいかにも小さい(俺よりは大きいが・・・)。当時も素質という面ではマー君の方を高く評価する専門家も多かったようだ。果たして大学野球で4年間を過ごし、プロへの最短の道を歩まなかったことが佑ちゃんにとってプラスになったのだろうか。
 パ・リーグだから、マー君との直接対決もあって盛り上がるだろうな。せっかく4年間遠回りしたのだから、開幕一軍で出てきて欲しい。プロのマウンドでハンカチ出して汗を拭いたら盛り上がるのだが・・・。
 この斎藤佑樹選手の4年間を考えると、孫子の「迂直の計」を思い出す。孫子は「軍争の難きは、迂を以て直と為し、患を以て利と為すにあり。」と教えてくれた。一見遠回りしているように見せておいて実はそれが近道だったと言えるような戦い方をせよと言うのだ。一見マイナスに見えるようなこともそれを却ってプラスに生かすような戦い方をするべきであるとも言う。なるほど、さすがハンカチ王子、孫子の兵法を知っていたか・・・・・・。これから先の選手生命、野球人としての人生を考えて、この4年の遠回りを戦略的に選択していたとしたら孫子兵法家として認めてあげよう。いやぁ~、楽しみだ。


不死鳥カプセルで生還

2010-10-14

 チリ鉱山落盤事故で地底700メートルに閉じ込められた33人の鉱山労働者が69日ぶりにカプセル(フェニックス)で生還。よく生き抜いたものだ。事故発生で閉じ込められた際に、全員をまとめ、食料などの分配を指揮したリーダーの存在が大きいという報道だが、いざと言う時に動じることなく冷静な判断ができるリーダーの大切さを改めて教えてくれた。現場の状況から、救出部隊が来るまでの日数も予測したと言うからすごい。ルイス・ウルスアさん54歳。尋常ではない現場で32名の山の男を統率し、69日を生き抜いた。救出順も自分が一番最後だ。救出された時には出迎えたピニェラ大統領に、「救助隊員のみなさんに感謝しています。チリ人であることを誇りに思います」と述べたと言う。発する言葉も立派だ。孫子の「将軍の事は、静かにして以て幽く、正しくして以て治まる。」という教えを思い出した。孫子の兵法に照らしても素晴らしいリーダーだ。
 生存者がいることが報道された当初、救出されるとしてもクリスマス頃だろうと言われていたし、過酷な環境に長期間置かれると人間関係がこじれてストレスがかかったり、体調を崩して弱ってしまう人間も出てくるだろうし・・・、と全員が無事に救出されることはないのではないかと思っていたが、予定よりも早く救出に成功した救助部隊にも敬意を表する。NASAやJAXAの支援もあったらしいが、現場のリーダー、ルイス・ウルスアさんと救助部隊の連携が今回の生還を実現したのだろう。
 もし、自分が地下のシェルターに閉じ込められて、先行きがどうなるか分からないとなったら、果たして耐えられるだろうか・・・。俺なら無理だな。。。。閉所恐怖症というか、身体の自由が利かなくなると我慢できなくなる。特に脱出するカプセルが辛そうな気がしたが、ついに地上に出られるという高揚感で乗り切れたか・・・。いずれにしても辛く苦しい69日だったことだろう。無事生還おめでとう!!本当に良かった!PTSDなどの後遺症が出ないことを祈る。


法も正義もアテにはできない

2010-10-04

 大阪地検特捜部の証拠改ざん事件では、一検事の犯罪から組織的な改ざん隠しへと発展し、まったくもって法も正義もアテにならない、何でもアリの現実を浮き彫りにした。そもそも証拠を改ざんするなどというのは故意であろうが過失であろうが、決して許されるものではないだろうし、それが発覚した以上、たとえ過失であっても、即刻その事実に基づいて容疑者(被告)の罪状を見直すべきだろう。今回驚いたのは、改ざんの報告を受けた部長が過失だからということで不問に付したことだ。故意だとは認識していなかったから犯人隠避罪には当たらないと言っているらしいが、罪にならなければOKというこの発想が司法のあり方を捻じ曲げてしまっているのではないかと思う。
 罪にならなければそれでよく、自分たちの過失が発覚しないように、改ざんした証拠に基づいて裁判を続ける。それで冤罪被害が出ようと知ったことではないということだろう。何のための法なのか・・・。少なくとも正義とは関係ないな・・・・・・。イザという時に法律はアテにできない。正義の味方が現れることもなく、悪を罰してくれるヒーローや必殺仕事人はいない。もしそんな仕事人がいて、仕事を頼んだ時には、こっちが法によって裁かれたりするのだろう。やれやれ・・・・・。
 尖閣問題の漁船船長の逮捕にしても、司法の判断と言いながら、なんとも不可解な無罪放免・・・。中国への送迎つき。領土問題や日中間の外交交渉のことは置いておいても、海上保安庁の船にぶつかって傷をつけたのなら、それが故意であろうとも、過失であろうとも器物損壊で罪に問い、少なくとも修理代を負担させるというのが素人の自然な考えではないかと思うが、そうもならない・・・・・・。やったもの勝ち。法や正義はないのか?ないんだな・・・・・・。日本国内でもアテにはならないが、国をまたいだ瞬間にまったくもってアテにならなくなる。だから、フジタの社員が尖閣問題の当て付けのように中国に拘束されて、なぜか4人中3人だけ解放され、1人だけ抑留されるという不可解なことになっても、日本国はアテにはならない。法も正義もあったものではない。気をつけよう。
 なんでこんなことをツラツラ書きたくなっているかというと、身近なところでも、法や正義がアテにならないと感じることが起こっているからだ。気分が悪いから細かくは書かないが、契約書があっても、弁護士に確認しても、裁判所に行っても、ラチがあかない・・・・・・・・・・。何のために法があるのか?悪の権利を守るためか?と聞きたくなる。。。。。。正義を訴えてもダメ。正義は関係ないのだそうだ。まぁ証拠を改ざんしてしまうような検事がいたり、それをまた隠蔽するような輩が司法の番人みたいなことになっているのだから、正義もくそもないのだろう。
 いやぁ~人生にはいろんなことがある。イザという時に法も正義もアテにはできないことを肝に銘じよう。まさか特捜部にお世話になるほどの立場にはならないと思うが・・・・・。裁判員制度というのもまったく意味がないように思うのは私だけだろうか。庶民の普通の感覚で正義を主張でき、悪を処断できる世の中になることを願う。


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