長尾一洋長尾一洋

全国8ヶ所セミナー行脚終了

2013-11-28

 10月9日の金沢を皮切りに、広島、仙台、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡と、全国8都市を、「営業がイヤだ!と思ったら読む本」「営業の強化書」のダブル出版記念セミナーで行脚してきた。最終は、11月27日福岡、ホテル日航の新館だ。
 会場はこんな感じ。


 ここは天井が高くてスクリーンが大きくていい。満席のお申込みをいただき、盛況だったのではないかと勝手に思うことにする。いや、アンケートの評価も良かった。だが、満足はできない。8回同じテーマでやりながら、微妙に修正、調整をしながら改良を重ねてきた。毎回ご好評いただいてはいるものの、本人としては納得できない。今、こうしてこの雑記を書きながら、「復習」をしている。
 なぜ「復習」か?「振り返り」でも「反省」でも「検証」でもなく、「復習」。それはなぜか。この全国8ヶ所セミナー行脚している間に、ある出版社さんから「復習」をテーマにした本の話が来たから・・・。ははは。そしてその「復習」企画を練っていて、目次案を考えながら、実際に「復習」の威力を実感しているからである。
 セミナーの復習をしながら、復習の本の企画が練れたら、一石二鳥。一挙両得。効率が良い。そしてそれをこの雑記のネタにして、一石三鳥。一挙三方得。
 話をダブル出版記念セミナーに戻そう。
 「営業がイヤだ!と思ったら読む本」も、「営業の強化書」も、営業の楽しさややりがい、営業という仕事の意義について、多くの悩める営業マンに伝えたいと思って書いた本だ。「営業ってつらいな」「しんどいな」「営業したくないな」なんて思っている若手営業マンには是非読んでもらって、営業の仕事を見直して欲しいと思う。
 だが、本を読んで、せっかく若手が営業に前向きになっても、その上司や経営者が、「営業とはつらくて当然だ」「苦しいくらいがちょうどいい」「営業とはそういう仕事なんだ」と考えていては、なかなかうまく行かない。若手営業マンが、「営業がイヤだ!と思ったら読む本」や「営業の強化書」を営業部長や社長にプレゼントしたら、怒られてしまうだろうし。。。そこで、このセミナー行脚を行った。メインメッセージは、「営業を楽しんで何が悪い!」だ。経営者や営業責任者に伝えておかなければならない。
 正直なところ、そんなタイトルだから、集客はイマイチだった。もっとストレートに「営業力強化」を謳った方が、もっと人は集まっただろう。だが、営業に対して、正しい認識を持ってもらい、より成果につながる営業改革を進めるためには、こちらの考えの方が断然よい。それを啓蒙することが私の仕事だ。
 セミナーを受講いただいた方には、是非内容について「復習」してもらって、実践に活かして欲しいと思う。セミナーを開催した8都市は、私どもNIコンサルティングの拠点を置いているところだ。もし実践段階で不明な点などがあればお気軽にご相談を。現地のコンサルタントが急行いたします。
 どんなことでも、やりっぱなしは良くない。せっかく勉強しても、勉強しっぱなしではダメだ。それを自分の血肉にする「復習」をおすすめする。ということで、「復習」の本が出たら、また全国8ヶ所を回ります(笑)。

仙台のホテルがLuxuryな件

2013-10-29

 東北楽天イーグルスが日本シリーズ進出を決めた翌日、仙台で「営業がイヤだ!と思ったら読む本」「営業の強化書」のダブル出版記念セミナーがあった。ラストを無敗のマー君で締めて、最高に盛り上がっているはずの仙台に乗り込んだのだが、意外に仙台駅あたりは落ち着いた様子だった。そしてもう寒い。なんだか寒い。こりゃ日本シリーズは寒いぞ~~と思いながら会場へ。
 セミナー会場は、ホテルメトロポリタン仙台。仙台駅に直結だ。外は寒いけれども、駅ビルを抜けるとホテルまでつながっている。最高だ。
 そして、このホテルの部屋がラグジュアリー!!写真を撮ったらシャンデリアばかりが目立った。


 冒頭、「東北楽天、日本シリーズ進出おめでとうございます!」と言ったら、普段大人し目の東北の皆さんから笑顔がこぼれた。やっぱり地元のチームが優勝すると嬉しいよね。
 ついついこちらは、広島カープの初優勝を思い出し、クライマックスシリーズに進出したというだけで仙台以上に盛り上がっていた広島ネタを喋ることに。今シーズン、負け越しなのに3位になり、なぜか勢いで阪神に勝って、もしかして?と思ったけれども、巨人に完敗した我が地元カープ。やっぱり最後は実力です。
 その点、今年の楽天は強いね。マー君はもちろんだが、日本シリーズの初戦に出てきた則本もいいね。顔がマー君に似てるし。この雑記を書いている時点で、楽天と巨人は一勝一敗だが、残り試合が楽しみだ。
 それはさておき、ダブル出版記念セミナーで、「営業を楽しんで何が悪い!」と吼えて、仙台を辞去。とんぼ返りだ。牛タンも食べるヒマなし。そして翌日は札幌へ。こちらも寒かった。まだまだ東京、大阪、名古屋、福岡とダブル出版記念セミナーが続きます。お近くの方は是非。東京会場では、「営業がイヤだ!と思ったら読む本」の共著者、浜田ブリトニーがゲストで来てくれて、サインや握手をしてくれる予定。乞うご期待。
 とはいえ、仙台のホテルのシャンデリアがラグジュアリーなことが目立ったセミナーだった。会場の豪華さに負けない、いい話だったと言われるように頑張ろうと思う。

営業の強化書

2013-09-04

 「営業がイヤだ!と思ったら読む本」に続いて、また営業本が出る。その名も「営業の強化書」。教科と強化を掛けた、まさに営業のテキストでありバイブルとも言える本になった。一応、若手営業向けという体裁になっているが、中堅、ベテランでも参考にしてもらえるだろうし、部下や後輩を指導する時のテキストとしても活用できる。
 サブタイトルは「これならわかる!できる!自信も湧いてくる!」だ。分かりやすくて、誰でも成果につながる内容になっている。
 売れている営業本に多い、生保や不動産のトップセールスマンが書いた、特殊ノウハウと属人的武勇伝集とは違って、誰でもできるノウハウを紹介している。「あの人だからできるんでしょ」みたいなパーソナリティに依拠した営業テクニックは具体的で面白いけど、実践に使えない。本書は、普通の人が普通の企業で、普通に頑張れば成果が出るやり方や考え方を紹介しているセールステキストブックだ。
 表紙はこんな感じ。


 基本的に、一項目が見開き2ページに書かれており、左頁は本文の解説、右ページはイラストや図解となっていて、浜田ブリトニーの漫画ほどの面白さはないが、読みやすくなっている。ここにもまた私のイラストが登場。浜田ブリトニーが描いたものよりは、よっぽどまともに描かれている(笑)。どっちにしてもあまり似ていない気がするが、それはまぁいいことにしておこう。
   本書は、「営業の強化書」と銘打っただけに、営業のイロハからいろいろな営業シーンを網羅しつつ、営業という仕事を辞めたくなった時にどうするかといった内容まで、営業の勘所がビッシリ詰まった営業バイブルだ。
 私の著作で言えば、


 という感じで、「幸福な営業マン」で訴えた営業の仕事の素晴らしさに、「営業マンは目先の注文を捨てなさい!」で解説した「ストラテジック・セールス」をまぶして、「営業がイヤだ!と思ったら読む本」の漫画の分かりやすさというエッセンスを加えた、美味しい(滋味の豊富な)一冊になっていると思う。
 読んでみていただければお分かりいただけるはずだが、240ページほどで、イラストも多い割に、結構盛りだくさんな内容になっていて、中身がビッチリ詰まった本になっている。これが2色刷りでなんと1400円!!これは安い。お買い得だ。
 はじめてのお付き合いとなる、ナツメ社さんという、ビジネス書ではちょっと目立たない出版社さんで、広告なども出さないそうなので(涙っ)、あまり売れないかもしれないが、中身のある良い本として、ロングセラーでじわじわ行って欲しいと思う。
 今春入った新人君たちには、ちょうど入社半年ほど経ったところで、振り返りをするのに良いだろうし、入社2、3年くらいの若手から中堅にかけて、営業の基本を学び直すのに良いキッカケとなる本だろう。そして、そうした若手営業マンを育てる側の人にも是非読んでもらいたい。本書に書かれているような内容を、部下や後輩に指導してやって欲しい。
 本書を通じて、多くの人が「営業の仕事ってホント最高っすね!」と思っていただけるようになれば望外の幸せだ。

「営業がイヤだ!」と思ったら読む本

2013-08-19

 心が折れた営業マンを元気にする、「営業がイヤだ!」と思ったら読む本という新刊が、共著で中経出版から出る。なんと、共著者は元「ホームレスギャル漫画家」で、現在は会社社長の浜田ブリトニー!!
 ギャル漫画家としてテレビにも出たりしていたので知ってはいたのだが、まさか私がギャル漫画家と共著とは・・・・。だが、現在は会社社長。ホームレスからだいぶ出世しているらしい。
 そんなブリトニーとのコラボによって生まれた本が、こちら!


 なんとも地味な・・・というか色は派手な、本だが、ブリトニーの漫画は表紙を開いてからのお楽しみ。ちなみに、私のことを書いた絵もあるのだが・・・これが・・・なんとも・・・年寄りくさい・・・どこ見て書いたのか!?と文句を言いたいようなイラストになっているので、こちらもお楽しみに(苦笑)。
 実際に2回か3回か、4回かな?会っているので、ギャル漫画家から見たらこんな感じに見えているのかな、と思う。若いつもりでいるのは自分だけってことなのだろう。ある社員に、「この絵、ひどいだろう?」と言って見せたら、「そうですか?そんな感じですよ」とサラッと言われた・・・。ガッカリだ。それ以後、誰にも見せずに校正作業を行った。
 文句を言って書き直させてやろうかとも思ったが、大人気ないので止めた・・・。まぁいい。そんなことはどうでもいい。私の顔は内容とは関係ない。
 本の内容は、営業を楽しみながら成果を出す方法について分かりやすく、ブリトニーの笑える漫画つきで解説したものになっている。「営業なんて辞めたい」「営業がイヤだ!」という営業マン諸君に是非読んでもらいたい一冊だ。
 ブリトニーのマンガ売り込みテクやキャバクラ嬢(もしていたらしい)時代の笑える営業ノウハウも披露されている。ブリトニーならではのギャグあり、自虐ネタありの漫画で、とても読みやすくなっている。ページ数も少ないからすぐに読める。おまけに価格は1000円ポッキリで安い。但し消費税別。
 営業で心が折れてイヤになっている人が、気楽に読めて、少し笑えて、ちょっとでも元気になってくれたら、私も浜田ブリトニーも本望だ。(浜田ブリトニー本人に確認したわけではないが、きっとそのはず)
 8月最終週には、全国の書店にも並ぶ予定。Amazonなどではすでに予約開始。今すぐどうぞ。

ベストセラーランキング1位!

2013-08-01

 日曜日の朝、何気なく日経新聞を読んでいたら、思わず目に飛び込んで来た「ビジネス書ランキング」に、なんと!「リーダーは誰だ?」の文字が。それも1位。
 長尾一洋著(あさ出版)とある。俺の名だ。そして見覚えのある出版社名。もう少し重みのある社名にした方がいいのではないか、と毎度思う。が、きっと思い入れがあってこういう社名にしているのだろう。「明るい朝を創り出す」というキャッチフレーズの会社。「朝出版」ではなく「あさ出版」。なぜ平仮名?と突っ込みたくなるが、ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」などで知られる出版社だ。以前、「見える化コミュニケーション」という本でもお世話になった。本書で2冊目となりだいぶ愛着が湧いてきた(笑)。まぁそれはいいか。長くなるので出版社の話はここらで置いておこう。
 ランキング1位!!記念にパシャリ。


<ちょっとピンぼけな感じですが許してください。日曜の朝なので・・・>

 おまけに囲みがあって、コメントがついている。実は前にもこの欄に1位で載ったことがあるのだが、その時はスルーされた・・・。今回は、「経営コンサルタントが経営者のリーダーシップをテーマに執筆したビジネス小説。システム開発会社の社長が8人の候補者の中から次期社長選びを進める過程を通じ、人を巻き込む同志を得る「エンロール力」、自ら手本を示し理屈の正しさを証明する「率先垂範力」など、リーダーに求められる10の条件を提示する。」とのコメントつき。ちゃんと読んでるんだな。。。。誰が書いてくれたのかは分からないが、ちゃんと読んでくれた感があって嬉しい。
 日経新聞にランキング1位と載ったのだがら、全国で売れ行きが1位なのか!!!と思ってしまうが、文教堂書店浜松町店のランキング。あははははは・・・。さすが文教堂さん!素敵です。ハデに展開してくれています。そのおかげ。本当に全国で一番売れているというわけではない・・・。その辺りは少しさみしい気もするが、文教堂浜松町店さまに感謝!また買いに行こう。
 全国で1位なわけではないが、日経新聞に載って、コメントもついたから良いことにしよう。ここからじわじわと売れて評判になってくれればいい。
 リーダーとして何が求められるか、リーダーの条件を満たすにはどうすれば良いか、必ずヒントを得ていただける内容だと自負している。ハデに宣伝をして売れるのも楽しいが、読んだ人が内容を評価して口コミで拡がる展開が嬉しい。
 こうしたランキングにも登場し、多くの書店さんで面陳列をしていただいているおかげで、じわじわと売れているようで、早速増刷も決まった。ありがたいことだが、「日本でいちばん大切にしたい会社」の売行きには遠く及ばない。せめてその半分でも売れるといいな。あさ出版さんの地道な販売に期待しようと思う。とはいえ、本の内容勝負。私の力が試されていると思うとワクワクする。あはは・・・売れなかったらどうしよう・・・。
 是非、お読み下さい。
 そういえば、自社のセミナールームで行なう小規模なものですが、出版記念セミナーを8月20日にやります。よろしければこちらも是非。

リーダーは誰だ?

2013-06-28

 リーダーとは?リーダーシップとは何か?リーダーとマネージャーはどう違うのか? なかなか難しい問題だ。リーダーには誰しもがなり得る。国や企業のトップリーダーにはならなくても、仲間同士で何かするにも、家族で行動するにも、誰かしらがリーダーとなりリーダーシップを発揮する必要がある。
 リーダーには誰しもがなれる。だが、どうやって?
 その疑問に答える本が、7月中旬に出る!「リーダーは誰だ?」(あさ出版)である。


 長尾初のストーリー本である。リーダーの条件がストーリー仕立ての疑似体験を通じて読者に沁み込んでくる一冊。ある会社で、次世代のリーダー、次期経営者を選ぶ10のエピソード。そのエピソードごとにリーダーの条件を学ぶ設問があり、リーダーとしてのあり方について考えていく構成だ。
 私の四半世紀以上におよぶコンサルティング経験と、自社の経営体験を通じて遭遇した実体験をストーリー化。だからリアリティがあるはずだ。ねずみがチーズを食べるかどうかとか、関西弁を話す象が出てきたりとか、女子高生がドラッカーを読むとか、そんなあり得ない設定はない。もちろん、フィクションであり、事実を足してかけて割り算して、デフォルメしてあるが、すべては実際にあった話を元にして構成している。
 是非、読むときには、登場人物の誰かに感情移入して、その場に自分もいるかのような気分で読んで欲しい。きっと最後には感動にむせび泣くはず。ちなみに、私は自分で書いておいて、読み返す度に泣いた。校正する時にも毎度泣いた。涙ぐんだというレベルではなく、鼻水が垂れるほど泣いた。それくらい感動の名作だ(笑)。
 後継者がいなくて困っている経営者の方には、これからの後継者選びをどうするかというヒントを得ていただくことができるだろう。
 社長のあとを継いだ、後継者の方には、自分がこれからリーダーとして何をすべきか、どういう意識で取り組めばいいのかを腹に落としていただくことができるだろう。
 管理職、マネージャーの方は、真のリーダーとして、自分に足りないものは何か、どうすればよりレベルの高いリーダーシップをとれるようになるのか、学んでいただくことができるだろう。
 まだ部下もおらず、リーダーとは呼ばれていない方には、将来のリーダー候補として、本書でしっかり疑似体験を積んで欲しい。
 いずれにせよ、ストーリー仕立てなので、どう解釈するか、どうイメージを膨らませるかという点で自由度がある。本書を元にして、そこからまたいろいろと議論してもらったりするといいのではないかと思う。
 実は、本書の企画をもらった時、最初はストーリーを書くのがイヤでお断りした。書いたことはないし、わざわざストーリーにしなくても、リーダーシップの解説本を書けばいいのではないかと思ったからだが、これはストーリーにして良かった。リーダーシップとは、知識を得ることで身に付くものではなく、体験やそれによる納得感がないと身に付かないと書いてみて分かったからだ。本なので疑似体験にはなるが、ただ知識として書かれているよりは体験度が高くなっているはずだ。是非、多くの人に読んでもらいたいと思う。

ゲーミフィケーションが本に!!

2013-06-14

 ゲームの力を仕事に活かすことはできないか。そんな思いから研究を始めた「ゲーミフィケーション」だが、セミナーをやり、研修を開発し、ゲーミフィケーション実践ツール「Sales Force Assistant」も世に出して、成功事例も蓄積してきた。そして、この度、ついに書籍化することができた。
 「仕事のゲーム化でやる気モードに変える」~経営に活かすゲーミフィケーションの考え方と実践事例~という本である。実務教育出版さんから7月の頭に出版される。


 一緒に、仕事のゲーム化を研究し、セミナーで全国行脚もした清永健一との共著だ。清永は、NIコンサルティングの教育研修部長として活躍してくれていて、ゲーミフィケーションコーチでもあり、笑いヨガリーダーでもある。ゲームも好きだが、マンガも好きと来ている。
 私の古い頭では、経営コンサルタントがゲームだ、マンガだ、と騒ぐことは恥ずかしいことだが、彼らの年代以降は、そうでもないらしい。私もだいぶ洗脳されて、最近はマンガを読むことも増えた。まぁそれはいいとして、マンガもゲームも人を動かすすごい力を持っていることは間違いない。
 「たしかにそうだ。マンガやゲームばっかりやっているよ」という方はすぐにご納得いただけるだろうが、マンガやゲームに対して否定的な人も少なくないだろう。そのお気持ちはよく分かる。だが、通勤電車の中を見て欲しい。どれだけの人が、マンガを読み、ゲームをしているか・・・。かなりいるはずだ。スマホを持って指を小刻みに動かしていたりするのはゲームをしていると見ていい。
 時間があるなら、本でも読めよと言いたいが、本を読む人は少なく、やっぱりマンガやゲームが多い。そんな中で、仕事のゲーム化について、書籍にするのはどうなんだろうか?論理矛盾がないか。仕事のゲーム化はマンガにすべきだったのではないか。そんな疑問も湧いてくるが、マンガやゲームに対して否定的な人にもマンガやゲームの価値を知ってもらうための書籍化である。
 仕事のゲーム化、ゲーミフィケーションを是非本書で勉強してみて欲しい。具体的な実践事例も入れているから、分かりやすいし、実践しやすいはずだ。1800円。ちょっと高めだが、2色刷りだから許して欲しい。というか、価格の文句は出版社さんに言って欲しい。著者としては1500円くらいにしてくれた方がたくさん売れて嬉しい。もちろん、1800円以上の価値はあるから、1800円が高過ぎるわけではないので、心配せずに買って欲しいと思う。
 本を書く時は、手間もかかるし、面倒だし、「もう本を出すのはイヤだ。原稿書くのが面倒くさい」と思ってしまうが、実際に本が出来上がり、書店に並ぶと、やっぱり嬉しくなって、また書きたくなるから困ったものだ。本によって、多くの人に、私が考えていることをお伝えできるのは、やっぱり素敵なことである。
 出版社さん、書店さん、事例をご提供いただいたクライアント企業の皆様に感謝する次第である。「ありがとうございます!」
 そういえば、東京、大阪で出版記念セミナーもやります。こちらにはマンガのプレゼントもあります。お時間が合えば是非ご参加ください。

ストラテジック・セールス漫画

2013-05-20

 確実に成果を生み出す営業手法、ストラテジック・セールスが、なんと漫画になった。頑張っているけれども売れない営業マン、桜井拓海がSales Force Assistantとの出会いによってストラテジック・セールスマンへと成長して行く汗と涙と感動のストーリー。というのはちょっと大袈裟だが、なかなか本を読んで勉強してくれない若手営業マンへの指導テキストとして、漫画は最高のツールだと思う。読みやすいし、ストーリーだから分かりやすいし、感情移入もしやすい。コミックサイズだから手許に置いておいて何度も読み返すこともできる。
 今や、日本の文化とも言える漫画を娯楽ではなくビジネスに生かそうというBMI(ビジネス・マンガ・インダストリー)社の発行だ。漫画は、友安陽一先生。週刊マンガの連載もされていて、きっとこれから売れっ子になるだろう。漫画のプロとNIコンサルティングのコラボで新しい価値を生み出せたのではないかと思う。
 主人公、桜井拓海の成長を通じて、ストラテジック・セールスがどんなもので、どういう考えに基づくものかが理解できるのはもちろんだが、漫画だけにSFチックにして、2020年代の近未来を描いてみた。そこで登場するのが、電子秘書の進化形Sales Force Assistantの「Tant」だ。あと10年か20年もすれば、電子秘書はこんな形になるだろう。それが絵になるとイメージしやすくなる。漫画の本領発揮だ。
 そして気になるのは、第1巻の終わりに登場する、競合企業の美人刺客、島津。桜井拓海のストラテジック・セールスにやられた競合企業が送り込んだお色気たっぷりの営業ウーマンが、どういう手を使って桜井たちを苦しめるのか。第2巻が出るのが待ち遠しい。
 こんな楽しく読めて、ためになるストラテジック・セールス漫画が、なんと一冊780円(税別)。安い!本と比べて安いのも漫画の魅力だな。是非、営業マンの育成に漫画をご活用ください。

リッツ・カールトンにて3000社セミナー

2013-04-25

 東京からおよそ2ヶ月遅れになったが、大阪で可視化経営システム導入企業数3000社突破記念セミナーを行った。記念セミナーなので、リッチにリッツ・カールトン大阪。先日の結婚式に続いてリッツだ。そして、またも雨。リッツ・カールトンのせいで雨なのではないか!!と言いたくなる。私のセミナーは基本的に雨が降らない、というのが私の心の支えだ。自分がやっていることが「真・善・美」の価値を持っているからこそ、神様仏様お天道様が雨を止めてくれているのだ、と。東京の時は雨の予報だったのに止んだんだけどな・・・。やっぱりリッツ・カールトンのせいにしておこう。
 雨だが、ここは梅田の駅から地下でつながっていて濡れずに来れるし、車で乗りつける人も多いから、セミナー参加率にはあまり影響なし。あぁ、だから神様仏様お天道様が雨を止めなかったんだな。それならいいか。と思うことにする。実際、多くの方にご参加いただき、会場は満席。


会場はこんな感じ

 可視化経営システムが3000社に導入されたというのも嬉しいことだが、こうして多くの方にお集まりいただけることもまた嬉しい。今回は特にセミナー終了後に、クライアント交流会を開いて、そちらにも多くのクライアントにご参加いただいて、大変嬉しいお言葉を多数頂戴した。関西圏のお客様だけでなく、九州から東海までのエリアから遠路ご参加いただいた。まことにありがたいことだ。
 東京ではやらないのか!東日本を軽んじているのか!と突っ込まれると返す言葉はないが、4000社の時は東西でやります。たぶん・・・。ご期待ください。
 交流会でも発表させていただいたが、導入企業数がさらに増えて行ったら、システム料金は引き下げていきたいと思う。仮にアベノミクスが成功し、景気が良くなって、デフレから脱却できたとしても、引き下げる。過度なインフレになった場合は額面は上げるかもしれないが、相対的には下げる。可視化経営システムはどんな企業にも必要なものだと信じてやっているので、利用者が増えればより安く使えるようにする。それができるのがITを活用する利点であり、そのメリットを還元させていただいてこそ、我々とクライアント企業とのWIN-WINが成立するのだろうと思う。松下幸之助の水道哲学みたいなものだな。「真・善・美」で頑張ろう。
 是非、お知り合いの企業、経営者をご紹介ください(笑)。

リッツ・カールトンにて結婚式

2013-04-10

 春の嵐が吹き荒れた4月6日、大阪のリッツ・カールトンで社員の結婚式があった。外出を自粛せよとまで言われた中で、行かずに済ませることができるのなら簡単でいいのだが、行かないわけにはいかないだろう・・・。なにが自粛せよだ。勝手なことを言いやがって、と思いながら、ネットで新幹線が動いているかどうかを何度もチェック。最近はすぐに止めるからな。日本には台風があるのも分かっているのだから、せめて新幹線は台風並みの風にも耐えうるように作れないものか。
 主賓の挨拶を頼まれているものだから、遅れていくわけにもいかない。「まぁ行けたら行くよ」くらいの会であれば出たとこ勝負でいいのだが、新郎新婦にとっては人生の一大イベント。そこでケチをつけるわけには行かないから、早めに出る。出るしかない。雨だし、面倒だが、出る。
 そして、新大阪定刻到着。まったくもって取り越し苦労。一本早めたので、時間が空いた・・・。仕方ないからdanに行く。新大阪の素敵な本屋さんだ。俺の本を結構置いてくれている・・・と思ったら・・・ない・・・あぁ~、あったけど少ない・・・おいおいさみしいじゃないか。俺を見捨てる気なのかい?danさんよ。
 テンションが下がった。今に見てろよ、もっと売れる本を書いてやる!!リベンジするぜ。と思いながらタクシー乗り場へ。天下のリッツ・カールトンへ傘を持って歩いていくのは避けたい。黒塗りのベンツあたりで行きたいところだが、タクシーで我慢だ。まぁ大阪のタクシーは黒塗りが多いから、ベンツだと思い込んで行こう。
 と思ったら、なぜか黄色いタクシー。それも小型。おいおい、近距離乗り場はいつも中型が来るだろう・・・。せっかくリッツにリッチに乗りつけようと思っているのに、こういう時に限って小型かよ。。。それも黄色。しかし、この新大阪駅のタクシー乗り場は、近距離と遠距離で分かれていて、面倒臭い。遠距離の小型はかなり歩かないと乗れない。まぁそんなことはいいか、めでたい結婚式だし。
 ということで、あの有名なリッツ・カールトンに到着。どんな素敵な出迎えをしてくれるのか、と思ったがスルー。大したことなし。俺が黄色い小型のタクシーで来たからか?客を差別するなよ!!中に入って、見渡せど、会場がよく分からん。あまりキョロキョロするのも、リッツに不慣れみたいで恥ずかしいから、颯爽と奥へと進む。さらに突き進む。訳が分からん。トイレがあったので入って気を落ち着ける。身だしなみを整えたところで、トイレから出ようとしたら、うちの社員に会った。あぁ良かった。「場所どこ?」と聞いたら、「どこでしょね?」だって(笑)。
 結局、全然違う方向へ突き進んでいた。さすがリッツ。迷路のようなつくりにして、隠れ家感を演出しているのかな。しかし、こんなことをつらつら書いていたら、いつまで経っても結婚式にたどり着かない・・・。
 ということで、途中は端折って、リッツのチャペルはこんな感じ。若い二人が将来を誓い合う。


 リッツならではの演出でもあるかなと思っていたが、そういうのは特になかった。期待し過ぎかな。こういう最高級のホテルで結婚式を挙げられるなんて幸せなことだ。俺なんか、普通の結婚式場だったぞ。ははは。
 雨にも負けず、風にも負けず、無事に式が始まって良かった。嵐を呼ぶ男ではなく、嵐を吹き飛ばすほどの男になって欲しいと思う。
 披露宴では主賓の挨拶という大役を仰せつかる。大阪ではやっぱり笑いも必須だろうし、新郎を褒めておかないといけないし、多少はいいことも言っておきたいから大変だ。緊張しながら話し始めると、大したことを言ってないのに笑いがとれて、ついつい脱線気味になり、新郎を褒めつつけなしてまた笑いをとったら、話が長くなったので、いい話をせずに終了。ウケたからいいことにしよう。
 そして、二人にとっての初めての共同作業、ケーキ入刀。楽しそうにやっていたので、きっと明るく楽しい家庭を築いてくれることだろう。


 二人の生い立ちなどを紹介する動画が流れる。一緒に仕事をしていても、あまり子供の頃の話などはしないから、こういう動画は新鮮であり、新たな一面を発見することができる。素敵なご家族に囲まれて育った二人が、今また新たな家族を作ろうとしているのだと思うと感慨深い。雨にも負けず、風にも負けず、お幸せに。
 披露宴が終わったら、風雨は収まっていて、帰りの新幹線も定刻通り。あぁ~~よかった。新幹線の中でたこ焼きを食べてやろうかと思っていたのだが、ダイエットのために諦めた。我慢だ。リッツの料理を食べたばかりなのだから我慢しなければならない。
 たこ焼きを我慢しながら、より良い会社を作ろうと改めて決意する。社員さんの結婚式に出ると、良い会社にしなければならないと毎度感じる。親族や友人知人、そして生まれてくる子供たちにも誇れるような、真善美を体現した会社でありたい。だが、雨が降ったり、風が吹いたり、タクシーが黄色かったりしたくらいで、ガタガタ文句を言っているようではダメだなと思う(笑)。雨ニモマケズ、風ニモマケズ頑張ろう。新郎新婦も頑張れ。

導入企業3000社突破記念セミナー

2013-02-28

 2月27日、弊社の可視化経営システム導入企業数3000社突破記念セミナーを、東京、品川で行なった。会場は満席で、予備席まで出して対応。3000社を突破したことも嬉しいが、こうしてお集まりいただけることも大変嬉しい。
 当日の天気予報は雨。私のセミナーは基本的に雨が降らない。降っていても止む。そう信じているし、こんな記念のセミナーでは決して雨は降らない。はずなのに、前週からの週間天気予報では27日だけ雨の予報。前日になってもやはり予報は雨。西日本から雨が近づいてくる。あぁぁぁ、俺の命運も尽きたか・・・と思ったが、当日午前は小雨が降っていたが、昼には上がり、セミナーに間に合った。良かった。天は見放していない。
 天のご加護にも恵まれ、クライアントにも恵まれ、受講者にも恵まれ、今回は事例企業の発表もしていただいた。テーマはずばり、「事例で語る営業改革」である。ご協力いただいた3社の皆様には厚く御礼を申し上げたい。期待した以上の中身のあるご発表をいただき、こちらがビックリ。思い入れを持って活用していただいていることも感激だ。恐らく、受講された方々も参考になったことだろう。


会場の様子 第三部までずっと満席

 私が第一部と第三部で事例発表をサンドイッチ。第一部は「3000社で培った『自信策』を生でお伝えします」。如何なる環境変化にも耐え抜き、生き残るためのポイントを3000社の事例、世の勝ち組企業に共通する要因として導き出した。
 そこで提示した成功要因を、第二部で発表いただいた事例企業様でも実践されているから面白い。別に事前に仕込んだりしたわけではない。当り前のようにその要因が出てきたところがいい。
 そして第三部は、「仕事のゲーム化で営業現場に活力と実行力と楽しさを」をテーマにゲーミフィケーションの威力についてお伝えした。実行なくして成果なし。経営戦略を実行し、成果につなげていくための方法をご提示した。このゲーミフィケーションも、我々が3000社のお手伝いをしてきて、酸いも甘いも味わった結果行き着いた仕掛けだ。理論理屈を言うだけでは現場は動かない。厳しくするだけでは現場は嘘をつく。教科書には書いていないドロドロとした実態が企業現場にはある。
 これから導入企業数が4千、5千、1万、2万と増えていくかどうかは、このゲーミフィケーションがキーになるだろう。どんな仕事もゲームになり、ゲームの力を仕事に応用することができる。ゲームの力を活かしたものが勝つ。


ゲームの効用について熱く語る

 可視化経営システム導入企業数3000社突破記念セミナーは17時に終了。外に出たら空は晴れていた。雨上がりの空気が気持ちいい。  3000社のクライアントの皆様のおかげで、せっかくつかんだ「自信策」だ。より多くの企業にお伝えしていこうと改めて決意した。可視化経営システムもさらに進化させようと思う。ご期待ください。
 少し間は空くが、4月24日には、大阪で同様のセミナーを開催する。事例企業は違うが同様の発表を行なっていただく予定。西日本方面の方はこちらへ是非。

さようなら2012 さようならS2000

2012-12-28

  2012年も終わろうとしている。あと3日。なんだか淋しい気分だ。2012年、なんだかパッとしない。さっさと2013年になってくれ、という投げやりな気分にすらなる。今年はいろいろ新しいチャレンジをした割に、思ったような成果が出なかった。だからか?
 イヤ、そうじゃない。
 分かった!こんな気分の時にサッと乗ってひとっ走りして、大声を張り上げていた、S2000がなくなったからだ。。。。。。。。。
 2009年2月9日の雑記でもご紹介した、2000年から乗っていた俺の愛車S2000。それを今年、友人に売ってしまったのだ・・・。この友人というのが、高校時代からの腐れ縁のようなヤツで、クルマ好き。会う度に「S2000そろそろ飽きただろ、売ってくれ」とうるさい。「どうせ滅多に乗らないんだろ?」とうるさい。
 たしかに滅多に乗らなかった。約12年乗って走行距離は1万2000キロ。年に1000キロ。月に83キロ。一日2.7キロ。ほとんど乗っていない。最初のうちは嬉しくて、それでもチョコチョコ乗っていたから、最近は本当に滅多に乗らなかった。だから、何度もバッテリーが上がって困った・・・。大して乗っていないけどバッテリーは2度交換した。ふふふ。たしかに乗らない。いつも立駐に入れっぱなしで駐車場代だけが嵩む。愛するS2000も寿命があるうちに、クルマ好きにしっかり乗ってもらった方がいいのではないか・・・。まぁ相手は友達だし。。。
 と思って、いったいいくらで買うのか?と聞いてみたら安い。。。。ネットで中古価格を調べてみたら、まぁそんなものか。。。。とてもではないが、その値段で、これだけの楽しいオモチャは買えない。やっぱり売りたくない。金に困っているわけでもないし。
 だが、一度、売ろうと思って、金の話をしてしまうと、今度は金のことで売らないのか、ということになってしまう。高かったら売るのか?と言われても、そういうわけではない。別に高くても安くてもいいのだが、金の話になると、相手は友達だし、最後は、もういいか、という気分で売却決定。しかし、なんだか淋しい。
 別れを惜しんで撮影した写真がこちら。


   ~このボディースタイルがいい感じ~ ~黒いボディーに赤い内装がお気に入りだった~

 今、改めて写真を見ても、いいね。乗りたいね。ホンダさん、S2000の後継車をはやく出してください。カッコいいヤツを頼みます。
 あぁ~、やっぱり淋しい理由はこれだな。。。。年末年始は淋しく過ごそう。さようならS2000。さようなら2012年。
 みなさん、良いお年を。

出版記念セミナー全国行脚

2012-10-01

 「営業マンは『目先の注文』を捨てなさい!」の出版記念セミナー全国行脚がついに終了。7月12日の東京を皮切りに、18日名古屋、25日大阪。8月は21日に東京アンコール、22日仙台、23日浜松、28日に札幌。9月に入って、4日金沢、6日鹿児島、12日広島、20日神戸、21日福岡、25日長野、26日横浜、27日新潟と、約3ヶ月に渡って、全国をあちこち飛び回った・・・。さすがに最後の3日連続は疲れて、ノドがやられた・・・。まだノドが痛い・・・。熱く喋り過ぎた。
 東京と名古屋はすでにこの雑記でご報告していたが、概ねどこも満席で御好評いただいたものと思う。まぁアンケートにはそんなに酷いことを書く人はいないから鵜呑みにはできないが、その後、うちの社員がお会いして直接感想などを聞いても、高い評価をいただいている先がほとんどだから、内容も良かったことにしておこう。
 今回は、東名阪などいつもセミナーしている大都市だけでなく、浜松とか金沢とか鹿児島とか長野とか新潟とか、なかなか講演の機会がないところも回って全国行脚にしてみたが、どこも満席になって良かった。そもそも押さえていた会場が小さかったこともあるが、人口比で考えればよく集まったのではないか。
 最後の新潟は、こんな感じ。こじんまりした感じではあるが、設備も良くてやりやすかった。新潟駅直結。

出版記念セミナー

 反対に、札幌、広島、福岡という中核都市で、うちの拠点もあるのに、微妙な空きがあったのは残念だった。もちろん会場も少し広めにしたので集客数自体は多かったりするのだが、もっと盛況でも良かったのではないかと思う。これも私ならびに弊社の知名度、人気度の低さの表れと考えて反省し、さらに精進するしかなし。
 たとえば、広島はこんな感じ。会場は立派なホテルだが・・・。

出版記念セミナー

 ともかくこの3ヶ月で多くの人に「ストラテジック・セールス」を知ってもらうことができたから、一社でも多くの企業で是非実践してもらいたいと思う。顧客を騙してでも、魔法をかけてでも売る、というような顧客不在の売上アップではなく、顧客が喜んで買う、待ち望んで買ってくれる営業だから、自社も良いけど、顧客も良い。WIN-WINの商売をする企業を増えれば、結果として社会や世間も良くなるはずだ。これで三方善し。近江商人ではないが、三方善しがいいに決まっている。
 出版記念セミナーにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。是非、ストラテジック・セールスを実践してみてください。本は中古で売らないように。回し読みもせず、買うように勧めてあげてください(笑)。おかげさまで増刷増刷で刷り増しておりますので、在庫は売るほどあります。ハハハ・・・。置いてない本屋があったらクレームを。「なぜこの本を置いていないのか」と。
 そして、ストラテジック・セールスを実践してみて、お前が言うようにうまく行かないじゃないか、という場合には私にクレームを。御社に乗り込んで行ってバシッと指導します。それくらい自信があります。信じて実行してください。

 と、全国を行脚している間に、新しい本の企画がある出版社から持ち込まれた。「営業の教科書」を作りたい、と。あぁ~「営業マンは『目先の注文』を捨てなさい!」の中経出版さんの広告が日経にバシバシ出ているから売れそうな気がして来たんだな・・・と思ったら、「幸福な営業マン」を読んで内容が良かったからだ、と言う。よくそれに気付いてくれた!!!「幸福な営業マン」は全然売れていないが、幻の名著と言ってもいいと思うくらい営業マンに力を与える本だと思う。自画自賛だが・・・。それを認めてくれたことが嬉しい・・・。全国行脚で疲れていたし、他の本の企画を進めようとしていたところだったので、断ろうと思ったのだが、「幸福な営業マン」を褒めらて嬉しくなったので、書くことにした。。。。乞うご期待。
 また書かねば・・・ふぅ~っ  営業の皆さんに勇気と元気と戦略をお届けするために頑張ろう。

JAL再上場

2012-09-24

 ついにJALが再上場を果たした。注入した公的資金は回収した格好だが、債権放棄や100%減資など多額の棒引きがあってこそとも言える。今後は法人税も免除されるということだから、ANAとの競争が気になる。借金もないから圧倒的に有利になったことは間違いない。
 まぁそれはともかく、稲盛さんの再建が成功して良かった。実は、この雑記で2010年の1月20日に、「JAL再生と稲盛CEO」と題して、稲盛さんが再建に乗り込むことに懸念を申し上げていた。晩節を汚すことにならなければ良いが、と余計な心配をしていたのだが、杞憂に終わった。よっぽど旧JALは放漫経営だったのだろうな。それを正せたのはやはり稲盛さんの力だと思う。改めて、何を言うかではなく誰が言うか、によって説得力は変わってくるのだと実感する。稲盛さん以外から「八百屋以下」だとか「採算意識が全くない」とか言いたい放題に言われていたら、JALのエリート軍団は黙っていなかっただろう。さすがに実際に破たんして大規模リストラもあったことで危機感も高まったのだろうが、普通の人が正論を吐いても受け入れ難かったのではないか。
 いつもANAに乗ってしまうので、JALの人たちの働きっぷりに触れることは滅多にないが、気を緩めずにしっかり頑張って欲しい。そして私は、稲盛さんに敬意を表しながらも、これから不利な戦いを強いられるANAを応援し続けることになるだろう。負けるなANA。JALも頑張れ。ついでにスカイマークも。

名古屋も満員御礼

2012-07-20

  7月18日水曜日、名古屋駅の目の前、「ミッドランドスクエア」5F ミッドランドホール。拙著「営業マンは目先の注文を捨てなさい!」の出版記念セミナーを開催。梅雨も明けて暑い。真夏の太陽。暑いから地下から行く。歩く距離はほんのちょっとだが日なたに出たくない・・・。暑いのはつらいが、熱いセミナーにする。前週の東京に続き、名古屋も満席だ。暑い中ご参加いただいた皆様に感謝。
 会場はこんな感じ。開始前にCM映像を流してアピール(笑)。絵に描いた餅では終わらせません。

出版記念セミナー

 このホールは控え室が綺麗で気分がいい。ホール内のモニターもよく見えて嬉しい。控え室でメールのチェックなどをしながら気分を盛り上げる。そしてこの日も、ストラテジック・セールスの考え方と本が生まれたストーリーを熱く語った。内容に自信があり過ぎて、ついつい偉そうな口調になってしまうが、それは許していただきたい。あまり謙虚に、丁寧に喋ると寝てしまう人が増える・・・。せっかく来てもらったのだから、しっかり聞いて帰って欲しい。そしてもちろん実践して絵に描いた餅で終わらないようにしていただきたい。
 来週は大阪だ。大阪も満席だが、立ち見でよければ入れるはず。関西圏の方、是非チャレンジを。大阪を熱くします。節電に気をつけながら・・・。

出版記念セミナー満員御礼

2012-07-17

 7月12日木曜日、東京品川駅、港南口を出てすぐのコクヨホール・・・・・。拙著「営業マンは目先の注文を捨てなさい!」の出版記念セミナーを開催した。満席。梅雨の真っ只中、雨の予報だったがギリギリセーフ。天にも味方されて当日の欠席も少なかった。感謝。ご来場いただいた皆さん、ありがとう。
 こんな感じで会場は熱気ムンムン。

出版記念セミナー

 ストラテジック・セールスの考え方とこの本が生まれたストーリーを熱く語った。これからますます人口減少が進み、マーケットが縮小していくわけだから、絶対にこのストラテジック・セールスが必要になると確信する。なんとか多くの人に理解して欲しいと思う。目先の注文を無理して追いかけて、顧客不在のゴリ押し営業をするようなことをしてはならない。顧客に魔法をかけてもダメだし、気合と根性と泣き落としで誤魔化しても長続きしない。
 この「営業マンは目先の注文を捨てなさい!」を多くの人に読んでもらい、ストラテジック・セールスをより多くの企業に実践してもらうために、全国縦断でセミナーをやります!!!!北は札幌から南は鹿児島まで。
 滅多にセミナーをしない静岡とか金沢、新潟、長野あたりにも行きます!!詳しくはホームページをご覧下さい。
 セミナーに来れない人は、是非本を読んで欲しい。当り前のことのように感じるかもしれないが、きちんと出来ている営業マン、企業は少ないはずだ。当り前のことだから、どこの企業でも実践できるし、当り前のように成果も出る。
 すでに、名古屋、大阪は満席になっているが、東京は2回目も計画している。ちょっと足を伸ばせば、横浜もある。神戸もやります。熱い夏になりそうだ。節電できるかな・・・。暑さを吹き飛ばす熱いセミナーに是非お運びを!!

フットサル大会なのにムカデ競争

2012-07-09

 私の会社では年に2回、全社員が集まるイベントがある。期初には年度方針、半期で下期方針を発表し、共有する。日頃、顔を合わせる機会も少ない他拠点の人間とコミュニケーションを図る場でもある。
 下期がスタートする7月には琵琶湖畔でフットサル大会を行っている。チーム編成をして対戦することで、交流と同時に本音、本心をぶつけ合うことができる。フットサルくらいなら女性もできて良いだろうと軽い気持ちで始めたのだが、案外みんな本気だ。やはり勝負となれば無理もしたくなる。負けたくはない。このあたりがゲーミフィケーションの真髄だな。ついついやってしまう。おかげで身体はボロボロだ・・・。今も足に湿布している(笑)。
 フットサルだけでは、サッカー経験者が有利なので、もう一種目競技がある。今年はムカデ競争。何が悲しくて琵琶湖まで行ってムカデ競争をしなければならないのか、と文句も言いたくなるが、やってみると単純なだけに盛り上がったりもする。私のチームは、ここで3位。微妙な位置だ・・・。フットサル大会なのに、ムカデ競争もフットサルもポイントの配分は同じ。ムカデも重要だ。ここで3位ということは総合優勝のためにはフットサルで負けるわけにはいかない。やるしかない!とテンションを上げて臨んだら・・・・・・・。
 うちのエースがやる気なし・・・。いつもはもっと動くくせに、なんだか気合が入っていない。「しっかりやれよ」と文句を言っている間に、2連敗・・・・・・・・。おいおいおい・・・・予選リーグ最下位だ。ガックリ・・・。モチベーション低下・・・。目標達成の見込がなくなればモチベーションは下がる。これもゲーミフィケーションの当然の原理。今年はダメだ・・・。ちくしょう・・・。なんて思っていたら、そのエースが「次のトーナメントで勝ち上がれば優勝できますよ」とシラーッと言う。「予選で勝ってもシードされるだけですから」なんてシラーッと言う。「なんだよ、それで力抜いてたのか?」と聞いたら、「まぁ予選はあまり関係ないのを知ってましたから」だと。
 それならそうと、早く言っておいてくれれば、こちらも力を温存しておいたのに、もう力を出し切ってヘトヘトだぜ。しかし優勝のチャンスがあると聞いて、またやる気も出てきた。
 そこから気合一発で、トーナメントを辛くも勝ち上がり決勝戦へ。ふふふ・・・どうだ。これが実力だ。と息巻くのもここまで。最後は力尽きて、準優勝。予選最下位から2位まで浮上したことは嬉しいが、最後が敗戦だっただけに後味悪し。だが、ここでムカデ競争に救われた。フットサル優勝チームがムカデ競争でボロボロだったために、ムカデ3位、フットサル2位の我がチームがなんと総合優勝!はははははは・・・どうだ、優勝だぜ!と素直に喜べない。。。。。ムカデでもフットサルでもいいからどちらか1位があれば勝った感があったのだろうが、2位と3位。どちらの競技も負けた相手がいる。これで勝ったと言えるのか?と疑問が残る。
 まぁ総合優勝とはそういうものだろうから、いいことにしよう。総合力ではこちらが上だ。フットサル大会なのにムカデ競争に救われたのが淋しいような、嬉しいような・・・。
 2日目には下期の方針発表。全身が痛くて、立っているのも辛かったが、全社のベクトル合わせができれば、日頃の仕事にも意味と価値が感じられていいはず、と思って頑張る。将来ビジョンも改めて確認して終了。今年も半分経過したが、後半戦も頑張っていきたい。勝負は最後まで分からない。途中で諦めてしまっては総合優勝はできない。

営業マンは目先の注文を捨てなさい!

2012-06-18

 2010年の9月13日に、この雑記に「世界一のセールスマンとの出会い」を書いてから、およそ2年。その時にも書いているのだが、世界一のセールスマンと2500年前から伝わる孫子の兵法と私、長尾一洋が培ってきた「見える化」ノウハウがスパークし、融合し、昇華し、止揚して生まれたのが「ストラテジック・セールス」だ。あれから2年の歳月を経て、ついにそのストラテジック・セールスが本になった!!!
 それがこれ↓

営業マンは目先の注文を捨てなさい!

 「営業マンは『目先の注文』を捨てなさい!」(中経出版)というタイトルになった。逆説的なタイトルが最近ありがちな感じだから変えてくれと言ってみたが、許してもらえなかった(泣)。まぁいい。なんでもいい。より多くの人に読んでもらえればいい。中身はもちろんストラテジック・セールスだから最高だ。営業に対するモノの見方を短期から長期にシフトし、売れるべくして売れるダムと観覧車を用意すれば自ずと成果が出るようになる。目先の注文を捨てているようでいて、実はそれが大きな成果になって返って来る。急がば回れ。孫子の兵法で言えば「迂直の計」だ。このあたりは孫子兵法ブログに書いたのでそちらを読んでいただきたい。
 世界一のセールスマンと孫子の兵法と営業の見える化が一緒になった時点で最高だったのだが、それを「ストラテジック・セールス・マスターコース」という研修プログラムにしてこの2年ちょっと多くの企業や営業マンを相手にストラテジック・セールスの現場適用をやって検証もしてきた。実践してみて改めて、その効果、期待される成果に驚く。というか、多くの企業が目先の注文、目先の受注、目先の売上に目が行き過ぎ、執着し過ぎて、無駄な活動や徒労を繰り返している。だから、ちょっとストラテジックなモノの見方を覚えれば、確実に成果が出るようになる。今日、明日いきなり売上が上がったり、今月、来月で数字が倍になったりすることはないが、3ヶ月、半年、1年、3年と確実に手応えを感じるはずだ。こうして2年ちょっとの熟成期間を経て、ストラテジック・セールスが本になったわけで、本の中身は至ってシンプルだけれども、より密度というか、中身が濃くなっていると思う。
 是非、 「営業マンは『目先の注文』を捨てなさい!」(中経出版)をお読み下さい。1300円+消費税です。安過ぎるけど、まぁいいです。お役に立てれば幸いです。

ゲーミフィケーションと可視化経営

2012-05-14

 5月10日、雷雨竜巻が予想される中、「可視化経営フォーラム2012」を開催した。毎年恒例、いつもの品川、コクヨホールだ。開演の13:30までは雨、風ともセーフ。受講者の皆様が無事会場に入られたところで雨、風が・・・・しかし、終了の17時には止んでいた。いつものように天のご加護があったことに感謝だ。神か仏かサムシンググレートか分からないが、ありがとう。
 可視化経営フォーラム、今年のテーマは、「可視化経営」で戦略実行力を強化せよ~絵に描いた餅では終わらない「新しいコンサルティングのカタチ」~である。「コンサルは絵に描いた餅では困る」というTVCMを流しているのはすでにご紹介したが、このCMのメッセージをセミナーにして詳しくお伝えした。なぜ我々NIコンサルティングは、絵に描いた餅で終わらせないのか、どういう取り組みをしているのか、その手法、手の内を公開。ふふふ・・・。真似できるものなら真似してみろ、と思う。
 会場は、こんな感じ。

可視化経営フォーラム2012

 天気予報のせいか、満席パンパンということにはならなかったのが残念ではあるが、開始前に雨でも降ってたらもっと欠席があったかもしれない・・・。まぁいいことにしよう。
 第一部は、専務の本道純一が、「可視化経営」で戦略実行力を強化せよ! ~おいしそうな餅の絵を描け~と題して講演。可視化経営というフレームワークで、いかにおいしそうな餅の絵を描くかを解説。リアルな餅を食べるには、まず餅の絵(設計図)を描かなければならない。それももちろんコンサルタントにとって大切な仕事だ。
 そして、第二部では、私、長尾一洋が登場。絵に描いた餅では終わらせません! ~ローコストで実行力を高める新しいコンサルティングのカタチ~と題して如何にして戦略実行し、絵に描いた餅をリアルな餅にするかを説いた。いつものようにだんだんヒートアップ。上品かつ知性あふれる講演・・・ということにならないのが玉に傷。何とかお役に立とう、お伝えしようと思うとついつい熱くなり荒くなってしまう。
 NIコンサルティングでは、クライアント企業の戦略実行を支援するために、可視化経営システムを活用する。生身のコンサルタントが行けば高いフィーをいただかなければならないが、コンサルティングノウハウを凝縮したシステムなら、複製しても劣化もなく、クラウドなら送料もかからない。そしてクライアント数が増えれば増えるほど一社あたりのコストを引き下げられる。さらに、その可視化経営システムがうまく稼働しない、運用が滞るようなことがあれば、リモート・コンサルティング・センサーが起動してアラートを送ってくる仕組みを提供している。センサーが反応すれば、すぐにご連絡し、リアルにご訪問もする。クライアント企業から言われて訪問するのではなく、先回りして連絡、訪問するのがミソ。自覚症状が出てから医者にかかったのでは手遅れとなることがある。未病の段階で定期健診して異変に気付けば治療もしやすい。これと同じ。
 さらに戦略実行を支援するために、最近投入したのが、電子秘書の「Sales Force Assistant」だ。ヌケやモレがあれば教えてくれるのはもちろん、スケジュールの事前通知をしてくれて、たとえば営業マンが案件の進め方に迷っていたりしたら、類似案件の中で参考になりそうなものをピックアップして教えてくれたりする。なかなか便利な専属アシスタント(Sales Force Assistant)だ。営業マンを管理するためのSFAではなく、営業マンを支援するためのSFA。これこそ真のSFAである。そんな武器を投入し、戦略実行を強力サポートする。
 そして、今回一番受講者の反応が良かったのが、この真のSFA、Sales Force Assistantにゲーミフィケーションを取り入れた点だ。ゲーミフィケーションとは、ゲームに没頭し、ついついやってしまう仕組みをゲーム以外のことに活かす手法を指す。ちょうどゲーム業界の「コンプガチャ廃止」が話題になっていた時なので、余計ピンと来た人が多かったのではないか。課金されてもついついやってしまうのがゲームの魅力、魔力だ。これを仕事に活かす仕組みを真のSFA、Sales Force Assistantにぶち込んだ。もちろん課金はしない。安心して欲しい。日々の営業活動によってエネコインが貯まり、それで電子秘書、IT営業アシスタントの服やアイテムを購入して好みの秘書に仕立てることができる。楽しくなるぜぇ~。アシスタントが良い仕事をしたら感謝を伝える。そうするとポイントが貯まって、アシスタントレベルが上がり、買えるアイテムが増えたり、秘書機能が強化されたりする。まさにゲーム感覚、ゲーミフィケーションだ。
 実はこのゲーミフィケーションには4つの成立要件があるのだが、なんとこのゲーミフィケーションの4条件を満たして、経営戦略の立案から現場での実行、そして仮説検証まで落とし込むフレームワークが可視化経営なのだ。詳しくはここに書かないが、ゲームの力を経営や仕事に取り入れることができれば、楽しく前向きに、やるなと言ってもやるくらいの高いモチベーションで日々の仕事に取り組むことができる。多少遊び感覚になるので、それを職場に持ち込むことに違和感のある人もいるだろう。私もそうだった。だが、自社の若手社員を見てみよう。難しい話を言っても右から左ではないか?仕事は厳しいものなんだ、なんて精神論を吐いたら、馬の耳に念仏を唱えるようなことにならないか?少しは本を読め!と言っても、マンガばっかり読んでいないか?そんな若者たちにはゲーミフィケーションが必要だ。ゲームで遊ぶのではない。ゲームの要素を仕事に取り入れるだけのことだ。是非試してみて欲しいと思う。
 この電子秘書、Sales Force Assistantはなかなかいい。自画自賛みたいで恐縮だが、戦略実行力を確実に高めてくれるし、そもそも便利だ。リアルな秘書を雇えば月に20万では済まないだろうが、この電子秘書は月に3千円で雇える。動画も作ったので興味があれば見てもらいたい。

Sales Force Assistantd動画はこちら

 せっかく立派な戦略を立て、計画を作っても、それが実行されず、絵に描いた餅で終わってしまってはまったく意味がない。是非実行しよう。あとは仮説検証スパイラルをグルグル回せば良い。必要なら武器も用意しよう。すでにPCや携帯、スマホをみんな持っているのだから、武器コストなど高が知れている。人件費の方が余程高い。
 ゲーミフィケーションを是非取り入れて欲しい。可視化経営はそのためにも必ず役に立つ。そんなことを改めて思いながら「可視化経営フォーラム2012」は終了。アンケートの反応もとても良かった。受講していただいた皆さんには実行、実践することでさらにその価値を実感して欲しいと思う。

銀座で結婚式

2012-05-07

 ゴールデンウィークのど真ん中、3日に社員の結婚式があった。場所は銀座だ。滅多に行かないが、銀座は好きだ。どこが?と聞かれても困るがなんとなく好きだ。夜の銀座ではない。クラブ活動はしない。いや、できない。昼の銀座が好き。通りの名前が何とも銀座らしくていい。今回の会場の地図にも花椿通りなんて書いてある。資生堂の匂いがする。いや、しないか。みゆき族ほど歳ではないが、IVYファッションに憧れた時代もあったからみゆき通りも素敵な気がする。並木通りもいいな。銀座と言えばデパートもいい。三越も嫌いではないのだが、松屋が結構好きだ。どこが?と聞かれてもこれまた困るが、なんとなく・・・。
 ゴールデンウィークのど真ん中で、身動きがとりにくくなったが、まぁいい、せっかくの銀座だ、ついでに銀ブラしたりして楽しもう・・・なんて思っていたら、前日から雨。そして当日、大雨警報!!おいおい・・・。銀ブラどころじゃないじゃないか。さらに、歩行者天国になるから車もつけられない・・・・・・おいおい。雨の中、礼服着て歩けってのか!?あぁ~~俺の銀ブラ計画が・・・・・・・雨が降ったから行かない、なんてことを社員の結婚式で言うわけにはいかないから、行くしかない。
 さすが銀座。おしゃれな会場だった。そしてやっぱり新郎新婦は美男美女。銀座が似合う大人になって欲しいと思う。その前にお前が銀座が似合う男になれ、と言われそうだが、俺のことはいい。

チャペルにて
~チャペルにて~

 社員の結婚式に行くと、当然のことながらご両親やご親族とご対面することになる。可愛いご子息(今回は新郎が弊社社員)を預けている長尾とやらいう社長はどんなヤツだろうとお思いだろうなと思う。責任の重大さを感じる。しっかり育てなければならない、と改めて思う。そして生い立ちなどのプロフィール紹介がある。最近は仲人ではなくてだいたい動画だな。あぁ~こんな風に育って来たんだな、と思うとまたまた預かっている責任を感じる。会社では、面接する時にも家族のことを聞いたりするなと言われるし、入社してからもあまりプライベートなことを話す機会もなくなった。だけど、生い立ちも家族もなく、いきなり現在があるわけではないのだから、その本人をより理解し、指導育成していくためには知っておいた方がいいこともたくさんある。今回も、あぁ~こういうご両親から、こういう育てられ方をして、こうして育って来たんだなぁ~と新郎をより一層理解できたような気がする。
 そして新郎側だから主賓挨拶。なんだかあまり喋ってはいけないような空気を感じる・・・。睨まれたりはしていないが・・・。なので短めで終える。先に新郎新婦のプロフィール紹介があった方がいいな。こっちが先ではなんだか喋りにくい。プロフィール紹介の社会人部分が案外さらっとしていたので、もうちょっと新郎を褒め称える話をした方が良かったかな、と終わってから反省・・・。まぁ順番のせいにしておこう。
 新郎が何度も挨拶をしていたが、なかなか堂々と話していた。日ごろの鍛え方がいいからだな、と勝手に思う。結婚もして、ますます責任感を持って仕事や人生と向き合ってくれるといいな。
 ということで披露宴が終わり、外を見ると雨が止んだか・・・・。と思ったら微妙に降っていた・・・が、傘もささなくていいくらいに。よし、これはチャンス!と思って並木通りを4丁目方向に歩いていたら・・・また雨が・・・。ダメだ。銀ブラ断念。
 せっかくの銀座で、銀ブラができなかったのは残念だったが、なんだか気分のいい結婚式だった。新郎新婦のお幸せとご参列の皆様のご健勝をお祈りして、この雑記を終えさせていただく。

TVCM

2012-04-02

 私、ならびに私の会社のコンサルティングは、欧米の理論をそのまま受け売りするようなものであったり、流行の手法をチョロッと勉強して、自社で検証もせずにあたかも自分で考えたかのようにクライアントに伝えるようなものであったりしてはならないと考えている。もちろん、すべて自前で考えることは無理だし、先達の智恵から学ぶのも決して悪いことではないわけだから、新しい理論も勉強するし、古典からも学ぶ。だが、それを決して鵜呑みにはせず、まずは自社、自分で試してみる。もちろんそこには自分なりの創意工夫を付け足し、アレンジもする。そして、自社でもうまく実践でき、実際に効果があり、成果につながると確信したものを、コンサルティングのメニューとし、研修プログラムに仕立て、経営支援システムに落とし込む。
 自分ではやりもしないで、理想論を並べ立てるのは気に食わないし、自分でも納得できない。自分ができもしないのに、他人に偉そうにこうするべきだと言うのは失礼だし、結局説得力を持たないだろうと思う。だから、NIコンサルティングが提唱する「可視化経営」も「ストラテジック・セールス」も「孫子兵法」もすべて自社で実践、実証済みである。クライアント企業にいろいろと提言、アドバイスするためには、自社でもいろいろと試してみなければならない。
 今回、そうした新たな実践チャレンジとしてTVCMを始めることにした。広告宣伝については、これまで雑誌広告や新聞広告、ネットやメルマガなど、それなりに自社でも試し、効果を測定してきたが、さすがにTVCMはおいそれと試してみることができなかった。だが、やってみないことには分からないことも多いし、より幅広く販促のアドバイスをするにはTVCMも避けては通れない。
 そんなことで、TVCMに大枚はたいてチャレンジだ。何しろ実践、実体験によってナレッジ習得することが目的だから、まずは電通、博報堂、ADKと大手広告代理店に声をかけてみた。私(NI)にとってはかなり大きな予算だが、恐らく大手代理店からすると大した額ではないのだろう。電通からは相手にもされず・・・。営業に来てもくれない。メールが来て終わり。いきなり世の中の厳しさを実感をもって教えていただく。ありがとう電通さん。身の程を知れ!ということですね。お見事な選別営業ですね。いいです。それもいいと思います。成果が見込めない営業活動は無駄だからね。そして、いつか電通さまを見返してやる!と私の闘志に火をつけてくれましたね。感謝です。
 いろいろあって、博報堂にお願いすることに。それで出来上がったCMがこちら↓↓

TVCM「コンサルは絵に描いた餅では困る」

 メイキング映像もあるのでお楽しみいただきたい。
 それにしても制作費がバカ高い。放映料はもっと高いが・・・。知り合いの制作会社にいくら位でできるか聞いてみたら、まさに桁違いに安かった。さすが天下の博報堂は高い。クリエイティブに期待するしかない。
 CMのメッセージは、「コンサルは絵に描いた餅では困る」。自戒を込めて、訴えたいメッセージだ。もちろん餅の絵も描く。できるだけおいしそうに描くのがコンサルタントの力量だし、「未来の見える化」「戦略の見える化」だ。だが、それで終わってしまってはいけない。絵に描いた餅を本物の餅にしていただく。そのお手伝いをシステムも活用しながら行うのが、NI流のコンサルティングだ。コンサルティングの新しいカタチを世に問う。
 リモート・コンサルティング・センサーという機能は他社にはないし、システムとして実装できても、リアルなコンサルタントが日本全国サポートする体制はなかなか真似できないだろう。そもそも餅の絵(計画書・設計書・戦略ストーリー)をリアルな餅にするのはクライアント企業の出番であって、餅の絵を描いて終わるコンサルタントが必ずしも悪いわけではないが、我々は敢えて一般のコンサルタントの枠を超えて、企業経営を革新するご支援がしたいと思う。
 TVCMを通じて、こうした取り組みをしているコンサルティング会社があることを知っていただくことができれば、価値を感じていただくこともあるだろうと思うし、逆に、「偉そうなことを言っているが、NIこそ絵に描いた餅ではないか」とご批判を受けることもあるだろう。だが、その絵に描いた餅を、我々自身がリアルな餅にしていく実践、実体験からこそ、またクライアント企業にお伝えするノウハウ、ナレッジが得られるものと信じる。
 少なくとも、TVCMをやったこともないのに、「TVCMは過去のものだ」「費用対効果を考えればTVはどうかな」などと偉そうなことを言う、口先コンサルタントにはならないで済む。高い授業料だが、「言うだけ番長」「絵に描いた餅コンサル」で終わらないようにしていきたい。

今度は無職ランナー

2012-02-28

 昨年の東京マラソンで一躍有名になった公務員ランナー、川内優輝を応援していたら、なんと今度は無職ランナー、藤原新が登場だ。無職ランナーが、国内唯一の賞金レースで400万円をゲットしたというのも楽しい。東京マラソン、なかなかやるな。石原都知事の道楽みたいなイベントかと思っていたが、こうして毎年埋もれた人材に光を当て、唯一の賞金レースで選手のモチベーションも上げるあたりはさすがだ。オマケにBMW付き。俺も欲しい。
 実業団に入らず(入れなかっただけかな?)公務員をしながら走る市民ランナーと、実業団を辞めて走る無職ランナーによる五輪代表争い。ますます実業団の選手や指導者たちの立場がない。固定収入がなく、ここで勝つしかないと切羽詰ったハングリーさが勝負を分けたような気がする。川内優輝には、「死んでもいい走り」を期待していたが、その後「次に期待」で指摘したように、野性味、貪欲さを失いつつあったように思う。周りの選手を押しのけてでも自分のドリンクをとるくらいのハングリーさが欲しかった。一気に注目され、評価されてつい弛んでしまったのか、緊張し過ぎたのか・・・。残念だ。こういう時こそ厳しい指導者がいて、ガツンと言ってやるといいのにな。陸連のお偉方も、実業団選手の出番がないと肩身が狭いかもしれないが、川内優輝を五輪に出して、特別合宿でもして叩き直してやって欲しいものだ。
 ついでに言えば、まだ可能性がないわけではないのに、本人自ら五輪代表に選ばれることはないなんて発言してしまうあたりが気に入らない。給水の仕方が悪い、ちゃんと給水できたら俺はもっと走れたんだ!くらいのことを発言して、是非五輪に出してくれ、と言えばいいのに。福岡国際ではそれなりの成績を残したのだから、可能性を自ら否定することはあるまい。世界と戦えないのであれば五輪に出る意味がないとテレビで言っていたが、世界と戦うためにも五輪の場を経験すべきだろう。頭を丸刈りにして反省している場合ではないぞ。
 やっぱりハングリーさでは、藤原新だな。奥さんと子供を富山に残して東京に単身赴任(?)。五輪に出るとなれば新たなスポンサーもつくだろうが、家族を置いてまで挑戦する男の意地に期待したい。1981年生まれの30歳。1メートル67、54キロ。もう30歳だし、ラストチャンスだ。ロンドン五輪では結果を残して欲しい。川内優輝はまだ24歳だから、4年後でも今の藤原新より若い。まだまだチャンスがある。ハングリーさを取り戻して飛躍してもらいたい。ガンバレ男子マラソン。
 来年の東京マラソンでは、どんな人材が登場するか、今から楽しみだ。

全社大会という場

2012-02-03

 少し前になるが、1月の21日22日の土日に全社員が全国から集まって、全社大会と呼ぶイベントを行なった。場所は修善寺。前日の金曜日、箱根あたりはかなり雪が積もって無事開催できるか心配されたが、なんとかセーフ。日曜日は晴れ間も出て富士山もクッキリ見えた。
 私の会社は、12月決算なので、1月から新年とともに新年度が始まる。そこで毎年1月の中旬に全社員が集まって経営方針の発表会をするのだ。当然、年末には新しい経営方針などをグループウェア(NIコラボ)を通じて共有しており、組織編制も1月の頭から変えていたりするのだが、改めてリアルに顔を合わせて、生の声で共有する場を設ける。数百万のコストがかかるが、それだけの価値があると信じる。

 ITやネットは便利だし、コストもかからない。直接会おう、場を共有しようとすると時間もコストも膨らんでしまう。だから、普段はITやネットをうまく活用して、便利に、ローコストにコミュニケーションをとり、情報共有を進めるべきだろう。何しろ圧倒的に効率が良い。だが、イザと言う時、また年に数回程度は、やはりリアルに会って、顔を見ながら、共通の体験をしながら、メシも食い、酒でも飲んで、コミュニケーションをとることも重要だ。そして、このリアル体験があることで、その後のITやネット経由のバーチャルコミュニケーションの密度というか温度というか質感が高まる。土日がつぶれ、コストもかかるが、こうした場には価値がある。
 これは、私の会社のことでもあり、私の会社が提供するサービスにも通ずることだ。普段は、NIVMS(可視化経営システム)を活用することで、経営改善、経営の高度化、見える化を実現する。それによってコストも低く抑えられるし、効率も良い。だが、イザと言う時、システムだけではうまく回らない時、年に数回程度は、生身のコンサルタントが現地・現場に赴き、リアルに状況を見て聞いて、肉声でアドバイスもさせていただく。この現場体験があることで、その後は、電話やネット経由でもより踏み込んだ、密度の高いコミュニケーションが可能となる。
 このリアルとバーチャルの絶妙なバランス。これが大切だ。どちらかに偏ってしまってはうまくいかない。我々NIコンサルティング自身がこのバランスを追求し、その黄金率を見つけ出さなければならない。そんなことを、この全社大会の場ではいつも考える。

 2日目は楽しく観光だ。今年はイチゴ狩り。あまり気乗りしてなかったのだが、イチゴが美味しかった。普通に売っているイチゴは、やはり熟す前に出荷してしまうから味が落ちるようだ。

~ハウスの中なのになぜか寒そうな私~       ~イチゴが赤い!!~

 イチゴを堪能した後は、反射炉見学をして、昼食。お土産コーナーに、クライアント企業の商品がたくさん並んでいるのを発見して、社員みんなで大騒ぎ。クライアントの商品に予期せぬところで出会うのはとても嬉しい瞬間だ。店員のおばちゃんが、美味しいと太鼓判を押す「わさびのお塩」をゲットして売上貢献。天ぷらに最高だそうだ。多くのクライアントに恵まれ、そのクライアントの商品やサービスを利用させてもらって、多くの社員と場を共有し、ビジョンを語り合う。ありがたいことだ。
 はやくクライアントの商品やサービスだけで生活できるくらい、クライアント企業をもっと増やしていきたいと思う。そんな伊豆修善寺の旅だった。

孫子の兵法を広めよう

2012-01-05

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年も孫子兵法家として、最古にして最高の兵法「孫子」の智恵を現代の企業経営に応用・活用し、業績アップのお手伝いをしてまいります。
 ということで、孫子兵法家は、年末年始も孫子の勉強を欠かしません。この年末年始には、「図解でビビッとわかる孫子の兵法」という本を読みました。淫靡な感じの表紙で恐縮ですが、こちら。

図解でビビッとわかる孫子の兵法

 孫子兵法家を名乗る以上、「彼を知る」のは最低条件であり、孫子関連本が出たら、極力チェックします。すべてチェックする、と言いたいところですが、たくさん出るのでいちいちチェックしてられません。だいたい、2500年前に書かれた孫子自体はすでに変化することはなく、翻訳もされ尽くした感があるので、どの本も似たようなことばかり・・・。古典を現代語訳するだけなら当然そうなります。多少読み下し文が違ったり、1972年に出土した竹簡本を取り入れているかどうかの差と、あとは通釈が分かりやすかったりするかどうかの違いしかない。
 大切なことは、2500年前の孫子の智恵、孫武の見識や思想をどう現代のリアルな問題に適用するかということになります。当然、孫子兵法家たる私は、その孫子の智恵を企業経営にどう応用するかを考えているわけですが、他にも孫子を研究している人はいるわけで、その人達が何か斬新な解釈や応用事例でヒントを与えてくれないかなと期待してみるのです。
 だけど、これがなかなかないんだなぁ~~~。応用事例も、どうしても戦争ものが多い。紀元前の戦争がどうでも今にはあまり役立たない。赤壁の戦いとか・・・。日本では、源義家の後三年の役とか・・・。
 そこで私が、「孫子の兵法 経営戦略」とか「必勝の営業術55のポイント」で、企業経営や営業力強化に応用した解釈を書くと、「孫子が少ない」とか「勝手な解釈だ」とかレビューに書かれる・・・・・。なんとも・・・心が傷つきます。中国古典を日本語訳するだけなら、学者の先生の本で良いのです。「それなら俺の本を読むな!」と言いたい。ちゃんと本にも「単なる現代語訳ではないですよ」と断りを入れています。それなのに・・・・・・・・(涙)ひどいことを書く人がいるものです。
 まぁ、それはいいとして、孫子の新しい解釈、具体的な応用を探し求めていくと、「図解でビビッとわかる孫子の兵法」に行き着いたりするわけです。決して表紙のイラストに惹かれたわけではありません(笑)。が、読んでみるといたって真面目な内容で、嬉しいような、ガッカリなような・・・。本文中にも女性のイラストが出てきて、恋愛に置き換えたりした解釈が書いてあったりはするのですが・・・・・なぜこのようなイラストを入れる必要があるのかは不明。
 しかし、こうしたちょっとくだけた孫子本が出ることで、若者たちが孫子に興味を持ってくれるといいなと思うのです。孫子は若者こそ勉強すべきだし、もっと幅広い解釈、応用をすべきだと思う。そういう意味では、ちょっと前に、「〈萌訳☆〉孫子ちゃんの兵法」という本もあったな。こちらの表紙は、萌え系。

〈萌訳☆〉孫子ちゃんの兵法

 この本も装丁やイラストは「萌え」だったが、萌訳が案外真面目で、孫子の兵法をきちんと伝える内容だったなぁ~。この本でどれだけのオタク君たちが孫子に興味を持ってくれたのか、気になる。キッカケは何にせよ、孫子の兵法に興味を持つことはいいことですね。そこから是非、孫子の兵法をビジネスに活かす応用を考えて欲しいと思う。私の本もその際に参考にしてください。本を買いたくなければ、孫子のサイトもあります。
 ということで、新年早々何が言いたいのかというと、孫子の教えはやっぱり企業経営にも大いに役立つので、この孫子の智恵を今年も広めていきたい!ということ。批判にもめげず、応用しまくっていきます。現実の問題に適用してこそ孫子兵法家ですから・・・。現代の企業経営に孫子の兵法を活かしてまいります。今年もよろしくお願い申し上げます。

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