長尾一洋長尾一洋

論語と算盤と孫子

2020-03-19

 新型コロナウイルスの感染拡大によるイベント自粛の嵐が吹き荒れる中、3月17日に、品川のTHE GRAND HALLで「『論語と算盤』『孫子』に学ぶ持続可能な企業経営とは」と題したセミナーを開催した。WEB配信セミナーではなく、リアルLIVEセミナー。元々のイベント自粛要請は前週までだった(後に延長されたが…)のと、定員400名で設定していた会場を、席の間隔を広げ列を一つ飛ばしにして150名定員に下げ、受講者はマスク着用、当然アルコール消毒準備という感染予防体制にし、受講者側が喋ったりすることも食事を摂ったりもしないことなどを勘案して、実施に踏み切った。
 中止にしてしまう方が簡単だったし、そもそも150名に定員を減らした時点で採算など取れないわけだが、何でも中止、何かあったら自粛ということでは、コロナ感染で死ぬ前に、事業が止まって会社が死んでしまう。持続可能な企業経営を考えてもらうという趣旨からも、如何にして事業を継続するか、如何に感染症という事態に対して手を打つかを考えなければならないとコンサルティングする立場としても、安易な中止判断は出来なかった。
 結局、募集を打ち切った後に、キャンセルなども出て、100名程の受講ということになってしまったが、今こそ伝えておきたい「サスティナビリティ」についてお伝え出来て良かったのではないかと思う。アンケートを見ても概ね高い評価をいただけたし、セミナー運営についてのクレームもなかった。
 そうまでして開催した今回のセミナーで伝えたかったのは、今こそ東洋の智恵、古典の智恵、渋澤栄一の道徳経済合一説に目を向け企業経営に活かして欲しいということ。世間では、ESGだ、SDGsだ何だと騒いでいるが、そんな欧米主導の話に右往左往するのではなく、元々日本にある「三方よし」や「論語と算盤」「水道哲学」を実践すれば良いのだ。
 ちなみに、渋澤栄一は、「論語と算盤」の中で、「現今世の進歩に従って、欧米各国から新しい学説が入って来るが、その新しいというは、われわれから見ればやはり古いもので、すでに東洋で数千年前に言っておることと同一の者を、ただ言葉の言い廻しを旨くしておるに過ぎぬと思われるものが多い。欧米諸国の日進月歩の新しい者を研究するのも必要であるが、東洋古来の古い者の中にも捨てがたい者のあることを忘れてはならぬ。」と述べている。
 そうしたことをお伝えするために、特別講師として、渋澤栄一の玄孫である渋澤健氏をお招きして、「論語と算盤から学ぶ永続経営の秘訣」と題したお話をしていただいた。
 その様子がこちら。


 渋澤家の人が語るからこそ伝わる血統の重み。同じ言葉でも、私が言うとただの引用に過ぎないが、渋澤健さんが語ると伝承となる。
 私はと言うと、「右手に孫子 左手に論語を持って持続可能な経営を実現せよ」と題して、渋澤健さんの露払いをさせていただいた。私からは、地球環境問題、人口減少、育児介護問題、そしてBCPなどの課題をクリアし、持続可能性を高めて行くには、限界費用ゼロのソフトウェアを自社のビジネスモデルに組み込み、継続的に企業価値を高めながら社会還元していく循環サイクルを作る必要があると訴えた。そのための理論が、「余剰利益還元理論」だ。このように定義される。「適正な水準を超えた利益は、利益過剰か、コスト過小か、置かれた環境(社会)からの御加護であるので、余剰利益と見做し、その余剰分を社会に還元することで、適正な利益を持続可能なものとする。」
 この「余剰利益還元理論」を弊社NIコンサルティングでも実践しているわけだが、その思想的な裏付けとなったのが、「論語と算盤」である。巨大資本にモノを言わせて、巨額の研究開発費や広告宣伝費を投入して大赤字を垂れ流しながら、競合他社をなぎ倒して、「勝者総取り」を目指すような獰猛な資本主義ではなく、適正な利益を出し、納税も含め社会還元しながら企業価値を高め、それによってさらに顧客を増やして適正な利益を持続させて行く「サスティナブル資本主義」であり、渋澤栄一的に言えば「合本主義」ということになる。
 このようにある程度、自社の収益や業績において抑制的な姿勢を持たなければ、「地球上の誰一人として取り残さない」ようなSDGsなど到底達成出来ないだろうと思う。もちろん収益を否定したボランティアでもサスティナブルではない。
 こんな話を、より多くの人や企業に聞いてもらいたいと思って企画したセミナーなのだが、新型コロナウイルスのせいで、小規模になってしまった・・・。残念だったが仕方ない。また何かしら企画を考えよう。次はウイルスに邪魔されないようにWEB配信セミナーが良いかな・・・。



東海支店を移転しました

2020-03-04

 新型コロナウイルスの影響で、全国の小中高校が一斉休校になろうとしていた、まさにその時、弊社の東海支店を名古屋駅前のミッドランドスクエアに移転しました。東海地区のクライアント企業様からのアクセス性を高め、名古屋駅からメイチカでつながって雨にも濡れない立地で、セミナールームも完備して研修なども受けていただけやすい環境を整備したものです。
 移転前も、伏見駅から数分の決して辺鄙な場所ではなかったのですが、名古屋から乗り換えも必要で、オフィススぺースも狭くて研修会場も用意できていませんでしたので、今回思い切って名古屋を代表するビルへの移転を決めました。正直なところ、賃料が高い・・・。大阪梅田のグランフロントよりも、東京品川のイーストワンタワーよりも、高い・・・。それでも東海地区の皆様の利便性を考えて決定しました。
 そもそも名古屋駅周辺は、リニアの乗り入れ計画もあって、ビルに空きがなかなかなくて、ずっと探してもらっていたところで空きが出たのがミッドランドスクエアだったので、高いからと言って他に行く選択肢もなかったわけですが・・・。
 地下からも行けますが、天気が良かったので地上を行くと、ビルのエントランス前に洒落た感じでビル名が入っています。


 豊田・毎日ビルディング? ムム? MIDLAND SQUAREではないのか? と思われた方もおられるでしょう。そう、正式名称は、豊田・毎日ビルディング。普通っぽい。トヨタ自動車と毎日新聞のビル。世界のトヨタが建てたランドマークだ。まぁ、ビル名にはこだわらず、ミッドランドスクエアでいい。
 その11階に、NIコンサルティング東海支店はございます。愛知、岐阜、三重の東海三県と静岡を担当エリアとしております。
 弊社、東海支店のエントランスはこんな感じ。


 ちょっと思っていたのとは違って、ポッピーな仕上がり・・・。ダウンライトにカラフルな椅子。もうちょっとシックな感じが良かったな(笑)。
 応接室は、大小2室用意しております。


 クライアントの皆様に研修などを受けていただくセミナールームはこんな感じ。思っていたより余裕のあるスペースで30名ちょっと入ります。こちらでしっかり学んでいただければ幸いです。


 賃料が高いビルにこんなスペースを常設するのは如何なものかとも思いますが、会場確保の心配をしなくても好きなようにセミナーや研修を実施できることで、きっとクライアント様にも価値を感じていただけるはずです。
 コロナウイルスによるマイナスの影響もある中、弊社としてはコストアップしてしまいますが、クライアント企業の皆様にお越しいただきやすい、研修やセミナーなどのサービスも受けていただきやすい拠点になったのではないかと思います。
 東海地区の方は、名古屋駅辺りに来られる機会も多いでしょうから、その節には是非、弊社東海支店にお立ち寄りください。



小学生にも孫子の兵法

2020-03-02

 2月末に、「角川まんが学習シリーズ まんがで名作 孫子の兵法」が発刊された。KADOKAWAさんには、まんがで学ぶ本がたくさんあるのだが、そこに「まんがで名作」という新シリーズが出来て、その第一弾に「孫子」が選ばれたということだそうだ。ホントかな?小学生向けの学習まんがで、なぜ孫子が一番目にセレクトされるのかよく分からないが、孫子の兵法がより多くの人に知られることは良いことだ。何しろ、本書の監修は、私、孫子兵法家の長尾一洋だから(笑)。
 見本が届いたので、3冊並べてパシャリ。表紙はこんな感じ。

角川まんが学習シリーズ まんがで名作 孫子の兵法

 まんがの絵は、しいたけ元帥というスゴい名前の人で、私は会ったこともないし存じ上げないが、その筋では有名らしい。男子小学生のサッカーチームが孫子の兵法を使ってライバルチームを攻略するというストーリーの中に、学校新聞の記者やチアリーダーとして女子が絡むというもの。男子も女子も登場人物に感情移入して読めるようになっている。
 小学生はもちろんだが、中学生にも読んでもらっていいだろうし、小中学生のお子さんをお持ちの親御さんも、一緒に読んで、孫子を学びつつ、親子の会話をしてもらってもいいだろう。
 ところで、なぜ、このような小学生向けの孫子まんがの話が私のところに来るのかというと、「まんがで身につく孫子の兵法」(あさ出版)が10万部を超えるヒットになったからだろうと思う。孫子と漫画というキーワードが出てくると、私に行き当たる。「キングダムで学ぶ乱世のリーダーシップ」(集英社)も古代中国の話と漫画という切り口で、私に話が回って来たのではないか。
 お話をいただけるのは有難いことだが、漫画ばかりというのもちょっとね。。。そもそも、私は孫子の兵法を現代のビジネスに応用する孫子兵法家であって、小学生のことに詳しいわけではないしね。。。ということで、本書も監修しただけで、私が書いたというものではないけれども、小学生から孫子に接する人が増えるのは、孫子兵法家として大変喜ばしい。
 ただ、ちょっと残念なのは、私が監修する本なのに、参考文献に私の書いた孫子本はなく、これも監修しただけの「孫子の兵法見るだけノート」(宝島社)しか入っていないということ。シナリオを考えた人の参考文献かな?孫子の解説部分か・・・。私が監修するのは分かっているのだから、御愛想でも同じKADOKAWAから出ている「仕事で大切なことは孫子の兵法がぜんぶ教えてくれる」くらい入れておいたらいいのに・・・と思う(笑)。まぁいいけど。
 ということで、ついに孫子兵法家が、小学生の領域にまで侵出して来たぞ!という話でした。あくまで監修だけですが・・・。



SMBC経営懇話会 実務シリーズ226

2020-02-05

 いつもいろいろとお世話になっているSMBCコンサルティングさんが発行されている、新書サイズのビジネス書「実務シリーズ」のNo.226として、孫子兵法家・長尾一洋の「現代の企業経営に活かす 孫子の兵法」がラインナップに加わりました。新書サイズで90ページほどですから、孫子の兵法を企業経営にどう活かせば良いのかが1時間もあれば分かってしまうというスグレモノです。
 表紙はこんな感じ。

現代の企業経営に活かす 孫子の兵法

  「SMBC経営懇話会」の特別会員になっている企業には、無料でお届けされるようです。素晴らしいですね。孫子の兵法に興味がなくても、孫子の兵法が企業経営に応用できるなんてことを期待していなくても、せっかく届いたわけですから、是非読んでみてください。
 もちろん、三井住友銀行やSMBCコンサルティングさんとお取引がなくても、買うことが出来ます。「実務シリーズ」No.226「現代の企業経営に活かす 孫子の兵法」のページ(https://www.smbc-consulting.co.jp/book/details/149-226-01.html/)から申し込み可能。価格は一冊500円(税別)。「SMBC経営懇話会」の会員さんであれば、400円(税別)です。
 通常の新書と比べてページ数が少ない分、妥当な金額と言えますが、重要なポイントがコンパクトにまとまって短時間で読めるというメリットがあると考えれば、より高くても良かったくらいでしょう。
 実際、通常の書籍であれば、もう少し事例を入れたり、解釈を長めにしたりしていたでしょうが、この実務シリーズ226では、そういった部分を削ぎ落して、重要ポイントに焦点を絞っています。
 ちなみに、どんな内容かを簡単にお伝えしておくと、孫子の兵法を企業経営に応用するための6つのポイント、
1.ビジョン・ミッション
2.経営戦略立案
3.経営計画策定
4.戦略実行・仮説検証
5.諜報活動・情報共有
6.人事組織・リーダーシップ
を各章に分けて解説しています。
 古典の孫子13篇をそのまま解説するのではなく、あくまでも現代の企業経営に落とし込む形で6つの項目で整理した点が重要です。なぜなら、古典の孫子を学ぶための書籍ではなく、企業経営実務にすぐに役立つ「実務シリーズ」だから。
 各項目では、孫子の原文(といっても日本語の書き下し)があって、その訳があり、それを受けて「経営革新解釈」という企業経営に応用するための解釈があって、私の解説があるという構成になっています。孫子の超訳ではなく、ちゃんと孫子が2500年前に言ったことが分かり、それを踏まえて現代ビジネスへの応用が分かるというものです。
 勝手な超訳だと、そもそも孫子がこんなこと言ったのか?と気になってしまうので、きちんと原文を紹介した上で、孫子兵法家としての独自解釈があるわけです。紀元前の孫子がそんなことを言うはずないだろうと批判したくなる人もいるでしょうが、孫子(孫武)が現代にいたらきっとこう言うだろうという解釈だから実務に役立つのです。
 単に古典のお勉強がしたい人は、書店で普通に売っている孫子の解説本を読みましょう。しかし大切なことは、孫子の智恵を今現在の我々が実戦に活かすことなのです。兵法家(実務家)であった孫武はきっとそれを是としてくれるでしょう。
 ということで、ご興味のある方は是非、SMBCコンサルティングさんにて、実務シリーズ226をお求めください。



働き方改革の弊害を緩和する

2020-01-27

 1月の18日19日の土日に、全国から社員が集まって、経営方針を共有する全社会議を行った。毎年、1月と7月に行っているものだが、今年は元号も改まったこともあって伊勢神宮に集結。と言っても伊勢神宮で会議をするわけにはいかないので、鳥羽国際ホテルに集合。伊勢志摩サミットの会場にもなったというホテルだが、伊勢湾に臨む景色が最高。
 そこで撮った記念写真がこちら。


 日頃は、全国8拠点に分かれて活動し、月次会議のような定期的な会議もしないので、社員同士が顔を合わせる機会も少ないからこそ、年に2回はリアルに顔を合わせて情報を共有し、議論し、飲み食いする時間を設けることに意義があると考える。
 弊社では、働き方改革の前からやっていることだが、働き方改革で、残業が減り、モバイルワーク、テレワークも増え、転勤もなくなって、会議はもっぱらWEB会議になった・・・といった企業にも必要なことだと思う。働き方改革に逆らいたいわけではないが、土日にやるので、自主参加。強制じゃないので全員が参加するわけではないところがミソ。ミソの話をすると長くなるのでそれは置いておこう・・・・・
 働き方改革で、生産性を上げるためには、リアルな人や物、現金、書類といったものをデジタル化、IT化する必要がある。必要があるというか、そうしなければ、大きな生産性向上など出来るはずがない。そしてそれがテクノロジーの進化で実現可能になったということでもある。わざわざ生身の人間が出向かなくても、WEB会議で相手の顔を見ながら話も出来る。お金はキャッシュレス、紙はペーパーレスだ。デジタルデータで瞬時に世界中を駆け巡る。だから生産性が上がる。時間も節約出来るし、郵送コストも運賃もかからず、CO2も出さない。(発電は必要だが・・・)
 とは言え、働き方改革をもろ手を挙げて礼賛したいわけではない。過労死するほど長時間労働をさせるようなことは規制すれば良いが、まるで働くことが悪いことのように、「早く帰れ」「残業するな」「休みをとれ」と国を挙げて働かないように誘導するのは国力を維持する上で本当に正しいのか疑問に思う。人口が減り、高齢者が増えて、それを支える現役世代は減るわけだから、働ける人は頑張って働くべきではないのか。頑張れば働ける人にも働かないようにさせておいて、個人差の大きい高齢者を定年を遅らせて長く働かせようとするのは矛盾ではないか。とまぁ、働き方改革にはいろいろ言いたいこともあって賛同しているわけではないが、法律が出来てしまった以上、従うしかないので、働き方改革を進めるしかないだろう。
 働き方改革を進めると、必ず弊害が出る。物事には必ず一長一短がある。デジタル化で生産性は上がるが、人と人のリアルなコミュニケーションの場と機会は必ず減る。
 時間と場所の制約を超えて、個々人が動けるようにするのが生産性向上の近道だが、個々がバラバラに動くためには目指す目的地と行程の共有が必要となる。個々の動きはバラバラでも良いが、それが全体として統合され、協調しているためには、目的地とそこに向かう日程や手段くらいは共有されていなければならない。
 その目的地やそこに向かうための方針を共有し、確認し、不明点は議論し合う場が、全社会議だ。半期に一度くらいの頻度がおすすめだが、難しければ年に一度でも良い。働き方改革で普段顔を合わせる機会が減る分、全社会議でリアルなコミュニケーションをとってほしい。それがあると、普段のデジタルコミュニケーションもよりスムーズになる。
 今回は、伊勢神宮にお参りした後、おかげ横丁を熱い甘酒を社員と一緒にフーフー言いながら歩いて、赤福本店で、座敷に上がって火鉢に当たりながら社員と一緒に赤福を食べた。この体験はデジタル化出来ない。



橋本環奈@品川駅

2019-09-17

 JR品川駅の中央改札を入って山手線に向かい、2番目の階段(京急への乗り換え口の手前)からホームに降りようとすると、目の前に橋本環奈ちゃんの笑顔とビックリした顔が飛び込んで来た。こんな感じ↓


 映画、ドラマ、CMと多方面で活躍中の橋本環奈ちゃんだが、NIコンサルティングのイメージキャラクターも務めてもらっている。この看板は、2019年10月1日、消費税増税と共にリリースされる新製品「NI Collabo 360」をPRするものだ。
 環奈ちゃんが驚いているように、一般的なグループウェア機能は当然として、そこに専用ソフト並みの機能を搭載したワークフローと経費精算をプラスし、さらに昨今の働き方改革を実現するためのテレワーク支援機能、地震や台風、水害などに備えるBCP(事業継続計画)を踏まえた社員の安否確認機能を加え、この「NI Collabo 360」を導入している企業同士を簡単に連携させた運用が出来るようになる企業間連携機能を有するスグレモノなのに・・・・クラウド利用で一人当たり月額、なんと360円。
 たったの360円でこれだけのことが出来るから、当然コストよりもコストダウン効果の方が大きい。だからそもそもコストのことなど考える必要なし。コストが下がると同時に業務効率が上がり精度も上がって生産性が必ず高まるから是非、多くの企業で活用してもらいたい。
 笑顔の環奈ちゃんがタブレットを持っているが、PCだけでなくタブレットでもスマホでも最適化された画面で見ることが出来るから、時間と場所の制約を超えた業務処理が可能になる。貴社の社員さんも環奈ちゃん並の笑顔になること間違いなし。
 製品名である「NI Collabo 360」の前に、「コンサルティングノウハウを注入した統合型グループウェア」とあるように、この「NI Collabo 360」の中には我々が30年以上に渡って培って来た経営コンサルティングノウハウが注入されている。ただ単に便利なITツールを提供しているわけではなく、これによって経営を変え業績を上げてもらうためのツールである。ちなみに、テスト・アンケートという機能には通常なら数百万円もらってコンサルティングに使う社員アンケートをテンプレートとして提供している。分析などは自分たちでやってもらうしかないが、コンサルタントの知見をたったの360円で利用してもらえるようになっている。
 製品名の360には、経営を360度可視化するという意味合いも込めている。社内外の情報がこの「NI Collabo 360」に集まり、一元的に管理出来る。AI秘書であるSales Force AssistantやWEB見積システムであるSales Quote Assistantなど、弊社の別製品とも密連携し、さらにその先にある販売管理システムや会計システムとも連携して、データの受け渡しなどを行うことが出来る、これによってさらに生産性が向上するわけだが、企業経営をとりまくあらゆる情報がこの「NI Collabo 360」に集まることで、企業経営の質を高め、意思決定のスピードアップを図っていただきたいと思う。Sales Force Assistantと連携して利用してもらうと、「NI Collabo 360」に標準装備されているUP!という機能で、顧客情報を参照したり顧客との対応履歴を書き込むことが出来るようになる。要するに、Sales Force Assistantの参照・入力権限を360円の一部で賄えるということであり、このコストパフォーマンスはどこの企業も真似が出来ないだろう。
 「NI Collabo 360」には他にもたくさんの機能が実装されていて、とても紹介し切れないが、消費税も上がり、景気後退も懸念される中で、圧倒的なコストパフォーマンスの経営改善ツールを導入して企業経営のレベルを上げてもらいたいと思う。
 これから品川駅をさらに橋本環奈ちゃんでジャックしていこうと思っているので、環奈ちゃんファンのみんなは品川駅をしっかりチェックして欲しい。実は、すでに柱看板にも環奈ちゃんを仕込んであるのだが気付いていたかな・・・・? 乞うご期待。



フィードフォワード経営へのシフト

2019-07-30

 先日、東京オリンピック開会式のちょうど1年前となる7月24日に、「生産性向上の鍵は『テクノロジー活用』と『フィードフォワード経営』にあり」というセミナーを品川のインターシティホールで開催した。初めて使った会場だったが、広くて綺麗ではあるものの、ピンマイクはないし、ちょっと机と椅子がイマイチだったかな。。。コクヨホールの再開が待たれる・・・。会場の様子はこんな感じだ。


 そもそもなぜこのセミナーを企画したかと言うと、「フィードフォワード経営」が商標登録出来たからだ。昨年の5月に、「AIに振り回される社長 したたかに使う社長」(日経BP社)という本を出して、その中で「フィードフォワード経営」というコンセプトを解説したので、商標登録の出願をしていたのだが、それがようやく登録されたのだ。晴れて堂々と「フィードフォワード経営」という言葉を使えるようになったのだから、お披露目せねばならない。お披露目と言えばセミナーだ。ということで会場を押さえた日が7月24日だった。テレワーク・デイである。正しくは、テレワーク・デイズのコア日。
 そこでついつい「フィードフォワード経営 商標登録記念セミナー」とでもすべきところを「7.24テレワーク・デイ記念セミナー」と銘打ってしまった。総務省さんがテレワークをしっかり盛り上げてくれるだろう、きっとその波に乗り、おこぼれを頂戴できるだろう、というケチくさい考えが良くない。案の定、テレワーク・デイは大して盛り上がらず(笑)。
 だが、盛り上がらなくても、働き方改革を進め、生産性を上げて行くには、テレワークは欠かせないから早急に検討し体制を整備していただきたい。そこで第一部では、弊社の常務取締役、東海林より「テレワークで時間と場所の制約を超え、働き方を改革せよ」と題して、生産性を上げるためのテレワークの進め方とその際に注意すべき点について指摘してもらった。BCPや社員の安否確認などの仕組みも必須であり、IoTを活用した家族の見守りなどもこれから必要になってくるだろう。テレワークと言ってしまうと在宅勤務をすぐにイメージしてしまうが、もっと広い意味で時間と場所の制約を取り払って働きやすくすることだと考えてみるべきだろう。

 という第一部を受けて、第二部で私が「働く人を前向きにし、生産性を高めるフィードフォワード経営とは」と題して、フィードフォワード経営について解説。テクノロジーを活用して生産性を上げることは、金さえ出せばどこの企業でも出来る。従ってそれをしなければ他社に後れを取るだけのことで、したからと言って優位に立てるわけではない。問題はテクノロジーをどう活用するか、どう使うか、どういう仕組みに落とし込むかということである。そのキーワードが「フィードフォワード」だ。
 フィードバックはよく使うがフィードフォワードはあまり使わない言葉だろう。元々は制御工学の言葉である。ここで細かく説明は出来ないが、フィードバック制御は制御対象に変化が起こった後に制御するものであり、フィードフォワード制御は制御対象に変化が起こる前に制御するものである。したがって、フィードフォワード制御をするためには、事前に変化を予測し、外乱と呼ばれる制御できない影響を予想しつつ、制御対象に変化が及ぶ前にスピード対応することが求められる。
 要するに、フィードバックは済んだこと、結果が確定したこと、変化量が特定されたことに対して対処するものであり、フィードフォワードは今から起こることを的確に予測し事前に対処するものであって、フィードフォワード制御の方が格段に難しい。だから一般には、簡単に出来るフィードバックを行っている。事前に制御した方が良いに決まっているけれども、フィードフォワードは簡単には出来ないからだ。
 その価値はあるけれども実行が難しいフィードフォワード制御を可能にするのが、テクノロジーの力である。変化を予測し、予兆データを収集分析して即座に判断しスピード対応するためのITやIoTやAIといったテクノロジーが必要になるのだ。
 テクノロジーがなければ実現出来なかったことにテクノロジーを活用するから大きな成果を生むのであって、テクノロジーがなくても出来ていたフィードバックにテクノロジーを用いたところで多少精度が上がりスピードが速くなるくらいのことで終わってしまう。
 このテクノロジーがあることでようやく実現出来るようになったフィードフォワード制御を企業経営に取り入れ、それをベースにビジネスモデルを組み替えることを「フィードフォワード経営」と呼ぶ。定義すると、フィードフォワード経営とは「ITやAI、IoTを駆使して先行指標をつかみ、未来を予見し、先回りして手を打つ『先知先考管理』を実現する組織体制とマネジメントを可能にする未来志向型の企業経営手法である。」となる。
 多くの企業は、昔ながらのフィードバック経営を続けている。そこにいくらITやAIやIoTが導入されても、結局、済んだことをとやかく言うばかりで大した成果にはつながらない。という話を是非多くの企業に聞いて欲しかったが、すでにセミナーは終わったので、また機会があれば・・・。



ついに10万部突破!!

2019-06-05

 ついに・・・なのか、ようやく・・・なのか、「まんがで身につく 孫子の兵法」(あさ出版)が、10万部を突破いたしました。何しろ、2014年の11月に初版が出て、足かけ5年・・・。最初の一年くらいは、結構な勢いで売れていて、これは早々に10万部突破するんじゃないかと思っていたのに、案外時間がかかりました。
 時間はかかりましたが、数千部も売れない本も多い中、10万という大台まで到達したことは誠にめでたい。読者はもちろん、出版社、取次、書店の皆様、そして孫子(孫武)様のおかげです。漫画を描いてくれた久米礼華さんにも感謝。
 10万部突破記念のピンクの帯がついたものがこちら。


 ショッキングピンクで、10万部を強調する、少々品のない帯ですが、せっかくですから書店でも目立ってもらって、さらに読者を増やしてくれればと願っています。
 当時は、孫子の漫画、それもビジネスに応用した漫画というのはほとんどなかったわけですが、今や、ビジネスコミックが溢れ、孫子の漫画もいろいろ出ています。この「まんがで身につく 孫子の兵法」がまぁまぁ売れていたので、二匹目のドジョウを狙った出版社も多かったのでしょうが、孫子兵法家、長尾一洋がストーリーまで考えたこの「まんがで身につく 孫子の兵法」を超えた孫子のビジネスコミックは他にないと断言できますね。自画自賛ですが・・・。
 10万部まで多少時間はかかりましたが、初期の勢いがなくなった後も、コンスタントには売れ続け、Amazonなどのランキングもそれなりの位置をキープしていました。Amazonのカスタマーレビューも現時点で135件あって、ひどいことを書いている人もいますが、それなりに多くの読者に読まれて来た証なのだろうと思います。
 ちなみに、カスタマーレビューで、ストーリーがチープだの、話に深みがないだのとケチをつけるものが散見されますが、連載の何十巻もあるコミックじゃあるまいし、たったの一冊でストーリーを完結させ、その中で分かりやすく孫子の兵法も紹介しなくてはいけないわけだから、話に深みや捻りが入るわけないだろ!!と反論したいところです・・・。
 孫子の兵法を現代のビジネスにどう応用できるのかという素直な気持ちで読んでいただければ、なるほどこういう風に考えれば良いのか、こう応用すれば良いのだな、と気付いていただけるものになっています。まだお読みでない方は是非お読みください。



広島創発センターを移転しました

2019-05-09

 平成から令和へと時代が移り変わった大型連休の最中、弊社の広島創発センターを移転して、広島駅からのアクセスを高め、セミナールームも完備してクライアント向けの研修なども行いやすい環境を整備しました。
 元の場所も、中区上八丁堀という広島の中心地には近いエリアでしたが、再開発が進んで利便性が高まる広島駅周辺エリアに移ることで、広島県東部や山口県、島根県あたりからのアクセスもしやすくなるはずです。
 新住所は、広島市東区二葉の里3-5-7 GRANODE広島5F。中区から東区へ移転ということで、なんだか中心から外れた感はありますが、広島駅と市中心部とが離れていた広島ならではの事情ということで目を瞑っていただきたいと思います。二葉の里という町名もなんだか田舎臭いというか、何しろ里ですし、広島以外の方からするとイメージが悪いかもしれませんが、そもそも広島駅近くの高級住宅地だったエリアです。そこが再開発されて建ったビルが、GRANODE(グラノード)広島。大和ハウス工業の建てたビルです。
 GRANODEは、建物のイメージを連想させるグランド(Grand)とアクティビティの中心となることを意図したノード(Node)を組み合わせた造語、だそうです。長距離バスの乗り場があったりするので、Nodeと言いたかったのかもしれませんが、大したNodeではない感じです(笑)。
 ついでにネガティブな面を書いておくと、せっかく広島駅北口(通称:新幹線口)に出来たペデストリアンデッキがあるのに、隣の広島テレビのビルの手前でデッキは終わっていて、50メートル程度屋根がありません・・・。広島テレビが新社屋の前にペデストリアンデッキがかかるのを反対したとかしないとか・・・噂されていますが、なんだかセコい感じで残念です。広島テレビもペデストリアンデッキとつながっていた方が利便性が高かったでしょうし、GRANODE広島の価値も上がったはずなのに・・・。ということで、広島創発センターに雨の日にご来社いただく場合、50メートルほど雨に濡れます(涙)。
 そして、当のGRANODE広島ですが、大和ハウスグループの力が入っているのか、入り過ぎなのか、最新の防災設備、セキュリティを完備ということで、それは良いことですが、ビル内のルールが細かく規定されていてオフィス工事も割高に・・・。おまけにヤマト運輸等の宅配便がビル内に集配に入れないという全く意味不明なルールの強要・・・。これは入居オフィスが増えたら必ず揉めるのではないかと思われます。グループ内で仕事を回そうという意図なのか良く分かりませんが、顧客不在な対応でガッカリです。
 とまぁ、ネガティブな面も多々あって、家賃も高いですが、広島駅から近くて新築であるというメリットは大きいですね。弊社の広島創発センターは、その5階に入居しました。
 エントランスは、こんな感じです。


 応接室は、こんな感じ。


 そして、大切なセミナールームは、こんな感じで大して広くはないですがスクール形式で30名収容です。


 それなりのコストもかかりますが、クライアント企業の皆様にお越しいただきやすい、研修やセミナーなどのサービスも受けていただきやすい拠点になったのではないかと考えています。中国・四国エリアの企業様が、広島駅に来られた際には、是非お立ち寄りください。赤ヘルカープの本拠地、マツダZOOMZOOMスタジアムとは逆側にはなりますが、徒歩圏内にございます。
 今後も、全国の拠点整備を進め、クライアント企業様へのフォロー体制を充実させてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。



病院に無人支払機

2019-03-19

 先日、ある病院で検査を受け会計していたら、診療費支払機なるもので払えと指示された・・・。人手不足による無人化、自動化の波がこんなところまで来ているのかと驚かされた。
日頃、AI秘書を使え、テクノロジーを活用せよと人に説いているくらいだから、もちろんその必要性やそうせざるを得ない事情も理解しているつもりだが、患者は高齢者ばかりで、どう考えてもこのような機械をうまく使いこなせそうにはないし、現にこの支払機の前で立ち尽くしているお年寄りもいて、どうにも悲しい気持ちになったので、カメラでパシャリ。


 実は最初に受付をして待合いで待っている時に、この支払機を見つけていたのだが、あくまでも患者さんが混雑して人手が回らなくなった場合の予備機的なものかなと思っていた。  だが、検査を終えて待合いに戻り、会計を待っていると、あの支払機の前で右往左往している人がいるのが目に入った。その時は「窓口も空いているのだからわざわざ無人支払機を使わなくても窓口で払えばいいのに」と思っていたのだが・・・。
 その後も、ちょっと待っている間に、何人かの患者さんがその支払機で悪戦苦闘していた。それでまたこの支払機が、かなり大きめな音量で「バーコードをかざしてください」とか「用紙を受け取ってください」とアナウンスをするものだから、こちらは気になって仕方がない。
 いよいよ私の名前が呼ばれ、会計だ。診察券を受け取ったり一通りのやり取りをして、いざお金を払おうとした時に、支払機で払えと言われた。思わず「え?これで?」とすぐ横にあった支払機を指差したのだが、当たり前のように「そうです」と。暇そうなんだから、現金で受け取ってくれよと思ったが、なんと例外なくこの支払機を使わされるようだ。操作の説明はなし。支払機が「バーコードをかざしてください」と叫んでいた。
 急にバーコードとか言われても困るが、たしかにもらった紙にバーコードがあり、これかなと思ってかざしてみると、「この処理は窓口で」と画面に出た・・・。ついさっき自信満々に支払機を使えと言われたので、バーコードの読み取りエラーかなと思って、再度やってみたが、同じ結果。
 仕方がないので、不愛想な会計の窓口の人に「すみません、窓口で払えって出ますけど」と紙を渡したら、さっと裏に消えて、新たな用紙を持って来て「これで大丈夫です」だと。
 このやりとりをしている間に、現金なら精算が終わってるぞと思いながら、再度チャレンジ。今度はうまく行ったが、何とも分かりづらい機械だった。これでは高齢者には分からないのではとも思うし、この処理を自動化するメリットがどれだけあるのかと疑問に思った。
 コンビニのレジのように次から次へと客が来るようなものでもなく、患者は高齢者ばかりなのだから、これは自動化しなくても良いのでは? 逆にこの支払機が一台しかなく、混雑した時には処理が遅くて行列になってしまうのではとも心配になった。
 医療や介護の現場は人手不足で機械化やロボット化は避けて通れないだろう。そうした流れの中で会計業務も自動化されているのだろうが、もう少し患者目線、利用者目線、顧客目線が欲しいと思う。
 ハッキリ言って、元々ちょっと愛想の悪い病院だ(笑)。効率重視というか事務的というか流れ作業に載せられているような印象を持っていたのだが、そういう考え方の病院なのだろうなと思う。
 もちろん、こうした流れを逆手にとって、人的な対応で「おもてなし」サービスを提供するというビジネスモデルもありそうだが、医療機関ではないかな・・・。
 冷静に考えれば、ここまで人手不足、人材難の影響が及んでおり、無人化機械化の流れは止めようもないという実態があるということだろう。AI秘書の出番も多くなることは間違いないだろうが、もっと分かりやすく、もっと人に寄り添ったAIやITの活用を考えて行かなければならないと改めて心に誓った出来事だった。



橋本環奈ちゃんのサイン

2019-01-15

 弊社のAI秘書イメージキャラクターをお願いしている橋本環奈ちゃんのサインをもらった。そのついでかどうかわからないが、今年4月に映画が公開される「キングダム」に環奈ちゃんが河了貂役で出演していることから、「『キングダム』で学ぶ乱世のリーダーシップ」(集英社)の河了貂のページにもサインをゲット。その証拠がこちらの写真↓。


 いやはや、キングダムと橋本環奈ちゃんとでこんなご縁があるとは・・・。このサインは、2019年版の広告用の撮影の時にもらったものだ。今回は弊社、NIコンサルティングの品川本社で撮影したから・・・。ちなみに、広告の出来上がりはこんな感じ。


 残念ながら、私は撮影現場に立ち会ってはいないので、環奈ちゃんご本人にもお会いしていないのだが、こうしてサインを残してくれる配慮が嬉しい。
 そして恐らくこれから4月19日の映画「キングダム」公開に向けて、「キングダム」や橋本環奈ちゃんの露出も増えてくるだろう。そうすると、ありがたいことに、私にもおこぼれがやってくる(笑)。おこぼれ頂戴を良しとしているわけではないが、先日も「大発掘!キングダムの世界 よみがえる始皇帝」というテーマで放映されたTV「世界ふしぎ発見!」が終わった後は、実際に「『キングダム』で学ぶ乱世のリーダーシップ」のAmazonランキングが跳ね上がっていた。今はすでに下がっているが・・・。
 この番組には、「キングダム」の作者、原泰久先生も登場して「キングダムファミリー」としては嬉しい限り。ミステリーハンターの小島瑠璃子ちゃんが大の「キングダム」ファンということで、原先生との感動の対面にはもらい泣き(これは大袈裟です。泣いてはいません)。
 ともかく、今年は、この「キングダム」と橋本環奈ちゃんの勢いに乗って、弊社も飛躍の年にしたいと考えております。2019年もよろしくお願いいたします。



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