長尾一洋オフィシャルサイト

ブログではない雑記

ブログではない雑記について・・・
何年も前から、ブログを書け、ブログでアクセスを増やせ、と色々な人に言われてきたが、私にはブログを書く勇気がない。
何しろあのコメントとかトラックバックというのが怖い。
何を書かれるのか、どんな反応が返ってくるのかと考えるだけで胃が痛む。
ということなので、これはブログではなくただの雑記である。コメントもトラックバックもなく、ただ私の思いを書きつのるだけ。
ご容赦下さい。
異論、反論がある方もいらっしゃるでしょう。その場合は黙ってこのサイトから離脱していただいて結構です。
不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。

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同意、賛成、アドバイスなど前向きなご意見をお持ちの方は、是非私を勇気付けて欲しいのでメールを下さい。
私は職業柄、セミナー講師をやったりするので、そこでアンケートを書いてもらうのだが、たまにいただく厳しいご指摘は私の心を著しく傷つけます。
自慢ではないですが、通常はほぼ9割9分が「参考になった」「大変参考になった」とお答えいただきます。それでまぁ確かに自信過剰になっていたりする
部分もあると思います。そこに厳しいご指摘が書かれると、めったにないことだけに心が受け止め切れません。しかしセミナーのアンケートはプロとしてお金をもらった上でのことだから、甘んじて受け容れ、改善しようと努力する。
しかし無料で書いたブログに厳しいご意見があるのは、辛いです。耐える根拠を見つけることができないのです。お許しを。

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最近の雑記
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カズ&ゴンの2トップ

2009-11-27

 J1磐田のゴン中山が戦力外となって移籍先を探していたが、なんと三浦カズのいるJ2横浜に移りそうだという。面白い。人気が出ることは間違いないだろう。しかしおじさん2トップで勝てるかな?プロである以上、人気も大切だが、結果も重要。是非実現したら頑張って欲しい。
 カズもゴンも私よりちょっと下の後輩だ。たぶん、全国のサッカーをやっていた人はJリーグの選手でも後輩くらいに思っていると思う。私もその一人。明らかに自分の方がヘタなのに、偉そうに指示したり、「なんだよ今のシュートは」なんてことをテレビに向かってつぶやいていたりする。そんな後輩が40歳を過ぎても現役で頑張っているから、応援したくなる。40代もまだまだやれる!という気になる。二人とも超有名だから現役を引退してもテレビだ何だに引っ張りダコだろうし、そっちの方が稼ぎが良いかもしれないのに、現役にこだわるのはサッカーが好きなんだろうな。私も未だにサッカーがしたくなる。フットサルもいいけど、やっぱり広いグラウンドを使うサッカーがいい。スペースに走り込んで、そこから折り返して、ヘッドかボレーでゴーーール!!なんてのが最高に気持ちいい。きっとカズもゴンもそんなイメージを追いかけていると思う。
 まぁカズとゴンの2トップは見てみたいが、やっぱり若くて走り回る選手と組ませて使うのがいいのではないか。と、また素人が偉そうに言いたくなるのが、やっぱり楽しい。ガンバレ、カズ&ゴン。

人材縁起論

2009-11-24

 では、いったい会社の実体とは何なのか、会社とはいったい誰なのか・・・。
 社長は会社ではない。社長が会社ではないわけだから、社員が会社であるわけがない。会社は、社長と副社長と専務と常務と部長と課長と社員A、社員B、社員C・・・・がネットワーク化した存在であり、実体はない。「会社君」、「会社さん」という人はいないが、会社は現に存在する。「法人」として法律上の疑似人格を与えられている。会社とは・・・、企業とは・・・、いったい何だ?
 会社は空(くう)である。人材の縁起によってそこにあるように見えているだけであり、人材を分解し、個に分けてしまえば、会社という実体はない。すなわち会社とは空である。
 縁起とは、因縁生起(いんねんしょうき)のこと。色即是空 空即是色。般若心経でおなじみの教えだ。
 空であれば、会社は存在しないのか。だがしかし現に存在しており、企業活動を行っている。少なくとも行っているように見える。会社は色(しき)である。
 会社の実体は人でしかない。人がいてこそ業を企て、資本を集め、設立登記し、仲間を集める。資本を出すのも人である。仲間も人である。人と人とが集まり、つながって会社を形成する。それを縁起と言う。因があり縁がある。法華経では十如是という教えで説かれている。
 しかし、人が会社ではない。人は個々の人であって、会社ではない。人は会社の所有物ではないし、人が会社を所有することはできない。
 人がいなければ、会社は何もできない。何もできず、何も考えられない会社に実体があるとは言えないから、やはり会社は空である。
 したがって、会社を見える化するためには、人材が見える化されていなければならない。なぜなら会社の実体は人だからだ。人の集まり、ネットワーク、共同体が会社である。
 人と企業をどう見るか。そこにコンサルタントならびに経営者の永遠の課題がある。

人材は頭脳工場のオーナー

2009-11-18

 人材は、会社の所有物ではなく、自らの頭脳工場を持ったオーナーである。そう考えるべき時代がやってきたと言えるのではないか。かつては、土地、建物、工場、設備、店舗、機械、車両などを所有している会社に出勤してきて、それら会社の財産を活用して仕事をしていた人が、今は、自分の頭の中で仕事をする。自前の頭脳工場を持っているのだ。
 だが、この頭脳工場はかつての生産工場と違って、規模の拡張ができない。頭の大きさを2倍にすることなどできない。要するに小さな町工場でしかないのだ。だから連携し、ネットワークを組む必要がある。
 となると、会社とは、人材頭脳工場のネットワークのことである。頭脳工場どうしが連携し、協力し合うことによって、一つの頭脳工場ではできなかったことが実現されていく。その仕組みを提供する場が会社である。
 工場どうしの連携、ネットワーク化を進めていくためには、お互いの工場見学を行い、どんな機械があるのか、どんな職人さんがいて、どのような品質管理を行っているのか、整理整頓、清掃状況はどうかといったチェックを行う。工場見学もせずにネットワーク化はできない。これが「人財の見える化」だ。お互いの頭脳工場見学をしなければならない。何ができて、何ができないのか、何が得意で、何をやったことがあるのか、どれくらいのスピードで仕事ができて、その精度はどうなのかといったことをお互いが知らなければならない。
 そして、連携して仕事を進める段階に入ったら、お互いの作業の進捗状況を把握し、ペースを合わせなければならない。お互いの在庫や仕掛りの積み上がり状況をつかみ、生産効率を上げていかなければならない。そのためにはお互いの頭脳工場の中が見えていなければならない。
 ここからが大切なところだが、その頭脳工場のオーナーどうしは、指示命令では動かない。何しろオーナーどうしで対等なのだから。共感や相互理解によって動く。お金の話も大切だが、目的や使命についても共有しておかなければならない。人は人財であり、独立したオーナーでもある。会社のお宝なのか、ジブン株式会社のオーナーなのか、それでは会社とは一体何なのか・・・。

すべての人材は2億4千万円のお宝である

2009-11-11

 いきなりだが、人財論である。人はお宝(財)だ。よく「人材」を「人在」「人罪」などと有用な人とそうではない人を分ける人がいるが、それには与しない。すべての人材が光り輝いているわけではないが、少なくとも原石ではあって、磨けば光るし、使い道、目的によってはなくてはならない価値ある存在となる。もちろん、すべてがダイヤモンドではない。ルビーだったり、サファイアだったり、エメラルドであったりする。この際だからレアメタルでもいい。
 ダイヤモンドとエメラルドを比べて意味があるだろうか。ダイヤモンドにはダイヤモンドの良さがあり、エメラルドにはエメラルドならではの良さがある。好き嫌いもあるだろう。私はエメラルドの方が好きだ。それを他人から「ダイヤモンドの方が価値があるよ」と言われたとしても、自分が好きなのだから他人がつべこべ言うことではないと思う。人材は例外なく宝であり、人「財」である。
 但し、合う合わない、好き嫌い、向き不向きがある。用途や目的にあった宝石を身に付けるべきであって、ダイヤモンドばかりでは面白くない。弔事には真珠が適している。
 そして、人財は実際に高額な宝である。かなり高いものだ。企業によって高い低いの差はあるが、私は、平均で年間600万円、それを40年分割払いの2億4千万円だと考えるべきだと思う。多少安く見積もっても福利厚生や保険料などもろもろの付帯費用を考えれば2億円は下らない。
 2億4千万円の機械設備を買ったと考えてみて欲しい。その設備の持っている能力や機能を最大限に引き出し、フル稼働させたいと考えるのではないか。そのためにはメンテナンスを怠らず、大切に扱うのではないだろうか。
 さて、目の前の社員さんに対して、それだけの姿勢、気持ちで接しているだろうか。これを問わなければならない。人財は、2億4千万円の宝石である。中途で売ることもできるが、その時には中古品となるので、必ずロスが出る。もっと困るのが、この2億4千万円の宝石が逃げ出すことがあるということである。逃げ出した後は、支払い義務もなくなるが、せっかく手に入れたお宝が手許からなくなることに違いはない。
 実は、人財は会社の所有物ではない。買主(オーナー)のものではないのだ。その証拠に、企業の財産目録である貸借対照表に「社員」とか「人材」などという勘定科目はない。さぁどうする?
 ちょっと人財について考えてみたい。

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